King's College London の Face-to-face Pre-sessional コースを諦めざるをえなかった話

£1 = ¥166.22

タイトル通り、
申し込んでいたKing's College London の
対面プリセッショナルコースを諦め、
オンラインに切り替えざるを得なくなった。

VISA発給が間に合わない。

2022年2月からロシアがウクライナに侵攻。
ウクライナ難民受入の関係で、
イギリスのビザ発給に遅れが出てる。

通常、
プライオリティサービスを利用すれば1週間、
利用しなくても2〜3週間ほどのところ、
4週ほどかかっている。
しかも、プライオリティサービスは停止中。

引用:Visa decision waiting times: applications outside the UK - GOV.UK

6/21より前までは
6週間かかっていたというから、
これでも早くなった方だけど。

時系列でおさらい

  • 6/22(水)CAS発行
  • 6/24(金)CAS発行されたことに気づく
  • 6/27(月)VFS最短訪問可能日
  • 7/25(月)申請から4週
  • 7/27(水)Pre最終受講期限

King's College London から
CAS が発行されたのは、
6/22(水・BTS時間)。

KIng's Apply に
Update 通知が出てなかったため、
気付いたのは 6/24(金)。

どんなに最短で
VFS Global に申込みに行っても、
申込めるのは 6/27(月)。

VISA発給 4週だとすると 7/25(月)発給。

対面プリには、
7/27(水)までに出席していないといけない。

危ない橋すぎる

  • 発給が遅れる可能性
  • VISA申請料変換はない
  • IHS費用も変換されない可能性
  • VISA申請の旅費が無駄になる可能性

4週ぴったりで出て、ギリギリ。
発給が遅れる可能性は十分にある。

しかも、VISAを受取れると
わかってからのチケット確保。

VISAを一度申請すると、申請料の変換はない。
£363(¥60,337:本日レート)が無駄になる。

そして、VISA申請をする際には、
IHSの申請料も払わなければならない。
これが£470(¥78,123:本日レート)。

このIHS費用の返金も微妙。

申請取下したら戻ってくるけど、
許可が下りたのに行かなかったとなったら返って来ない。

You'll get a full immigration health surcharge(IHS) refund if:
you withdraw your visa application

You will not get a refund if:
your visa application is successful but you do not come to the UK引用:Pay for UK healthcare as part of your immigration application: Refunds - GOV.UK

申請したとしたら、僕は4週目の7/25まで待つ。
そこまで待って、取下ができるかわからん。
場合によっては、イギリスからパスポートが、
7/20とかに発送されて、
7/26より後じゃないと受け取れず、
許可は下りたが、いけなくなる、
みたいなことも生じうる。

そして、僕は北海道にいるので、
VISAを申請しに行くのに旅費がかかる。

全て合わせると、20万円近く。

確率が高いなら賭けてみてもいいけど、
この間のイギリス各機関との
様々なやりとりで経験した
彼らのやり方を考えると
勝算を低いと感じてしまう。

そう考えたとき、諦めざるを得なかった

本当に悔しい。

  • 僕が求めていたのは対面
  • IELTS for UKVI をわざわざ受けに行った
  • 僕に非はない

最終的に諦めたのは自分だ。
そして、その国にはその国の文化があり、
イギリスがそういう国なのも仕方がないと思う。
多くの人が過去にこういう経験を乗り越えていることも、
COVID でほとんどイギリスらしい生活を送れなかったとか、
対面授業が多かったとか、
つまり、自分だけじゃないってこともわかってる。

理解はできる。しかし、不満が残る。

僕が申し込んだのは対面授業だ。
そのためにお金を払った。
しかも、£4,360(¥699,824:支払時レート¥153.63)だ。
1日あたりの授業料は、
£145.3(¥22,322:支払時レート¥153.63)。
決して安くはない。

対面とオンラインの質は違う。
オンラインのメリットがあることも知ってる。
けど、だからといって、
じゃぁ、オンラインでいいよね、
とはならない。
僕が求めていたのは対面のメリットだ。

そして、僕は、
北海道からわざわざ東京に、
IELTS for UKVIを受けに行ってる。
万が一のことを考えて、2日連続で。
その費用は受検料だけで6万円弱。
旅費を合わせると12万円近くになる。

なんのためか。
対面のプリを受けるためだ。

僕はすでにIELTS OA 6.0を保持していた。
オンラインでいいのなら、
11週のプリに申し込めた。

対面で受けたいから 6週にしたのに。

蛇足だが、
King's 側の事情で、
僕のプリセッショナルの希望が、
大幅にずれが生じている。

2022/23の プリは
下記のように設定されている。

11-week

Face-to-Face:     申込締切 5/2      授業開始 6/13

Online:     申込締切 5/30      授業開始 6/13

6-week

Face-to-Face:     申込締切 5/16     授業開始 7/18

Online:     申込締切 6/27     授業開始 7/18

引用:Pre-sessional English courses | Pre-sessional | King’s College London

繰り返しになるが、
僕は 11週対面のプリを希望していた。

しかし、申込締切は5/2。
4月下旬になっても結果が来ない。
問い合わせると、
今判断をしているところだという。

King's は King's で、
学生の質を担保するとい使命があるだろう。
だから、たくさんの出願者から、
合否を慎重にするのも仕方がないと思い、
黙って待っていた。

幸い4月UKVI受験で、
IELTS OA 6.5 取れていたから、
6週の対面で我慢することにした。
大学にも猛プッシュをかけた。

5/12にConditional Offer が届いて、
すぐにプリに申し込んだ。
なのに、これだ。

こんな事態になるなら、
申込締切5/30のオンラインに申込たかった。
5週多く、アカデミックのことを勉強したかった。

CAS発行になぜこんなにも時間がかかるのか

対面を受けられない原因は、僕にはない。
その原因は、ウクライナ情勢とKing’sにある。

ウクライナ情勢でVISA発給が遅れているのは
理解と納得ができる。

しかし、
CAS発行が
ここまでかかった理由がわからず不満が残る。

CAS発行に1ヶ月10日を要している。

エージェントさんに問い合わせると、
以下のような返答をくれた。

CASの発行に時間がかかっている問題は4月末頃から話題に挙がっており、
5月に行ったKCLとのミーティングでも東京オフィスから相談をしているのですが、
コロナ禍の影響でスタッフの人数が減ったこともあり、CAS発行を含む様々な手続きに遅れが生じていると説明を受けております。〜中略〜KCLは例年手続きが遅い傾向にはあり、内部体制の改善に時間を要している印象です。

引用:6/24 メールより

大学にその理由やこういう事態への見解を
直接問い合わせたい気持ちもあるが、
この間のやりとりをみると無意味な気がする。
彼らの返答は、
その多くが質問の答えになってない。
情報が不正確なことが多い、返信が遅い。
エージェントさんにかけあってもらうのも
筋違いだと思う。
こうして諦めている自分の問題もある。
しかし、やっても無意味。
これのループ。
やり場のない思い、やるせない気持ち。

もちろん、この状況を生かして、
良い方向に自分を運んでいくつもりだ。

12月に出願したのだから、
5月じゃなくもう少し早くOffer を出してたら、
King's だって CAS 発行を早められたのでは?
1ヶ月10日も書けなくたって、CAS発行できるんじゃ?

とか色々勝手な要求はできる。

けれど、

大学だって、大学の質を保つために、
たくさんの応募者から、
できるだけ良い学生を取りたいと思い、
ギリギリまで合格者を判断しないようにしたい
という気持ちもあるだろう。
それはわかる。

Preの担当者は、5/12以降しか動けず、
人員削減の中、彼らのできる限りでやってもいるのだろう。
イースターも、ジュビリーも、
しっかり休みを取っていて、
日本人的感覚からすれば、
休んでる暇があったら、
やるべきことをしろ、という意見もあるだろうが、
僕はそこまでは思わない。
休みは大切だ。

この制度、システムを考える立場にある担当者も、
入学希望者、各部署、政府、社会情勢、
様々な状況を踏まえた中で、
最適解を導き出した結果なのだとも思う。

以上は、僕自身の経験や思想から、
こころから理解し、納得できる理由ではある。

とはいえ、

イギリスやKing's College London の
教育やサービスの質を信じ、
相手方の指定するルール通りに遅滞なく対応し、
イギリス留学に多額のお金を投じ、
人生をかけて留学を決意して出願した人間を、
このような思いにさせていることを、
彼らはどう考えるのだろうか。

これは、どこかで、何らかの形で、
King's College London に伝わるようにしたいと思う。

例年、イギリス留学では、
こうした思いをしている人がいるとも聞くが、
少しずつでも改善をして、
このような思いをする人がいなくなることを願う。

日本の労働生産性が低いのは「丁寧」だからじゃないか説

円安、ウクライナ情勢で物価高。
物価高は問題だ、
金利を上げられない日本、
なんだかんだそんなニュースを見る一方、
イギリス大学院入学に向けてのやりとり、
イギリスで半年暮らした経験、
3週間ずつだけど、
カナダ、ニュージーランド、オーストラリアで
暮らしたときのことをふと思いながら、
「日本人は労働生産性が低い!」
「それは問題だ!」
という言葉にひっかかった。

労働生産性が低いことが良いか悪いか、
他国が良くて日本が悪い、またはその逆、
そんなことは毛頭いうつもりはない。

ただ、

日本って「丁寧」に物事をやるから、
生産性が低いんじゃないかなーって

思った、ふとした感覚を
書いておこうと思っただけの記事。

労働生産性について

労働生産性は何かとか、
世界に比べて日本がどうかとか、
その原因や対策なんかは、
ここら辺を見ればざっとわかる。

www.jpc-net.jp

picks.goandup.jp

僕がこの記事で残しておきたいのは、
日本の労働生産性が低いのは、
「丁寧」だからという
一要素があるんじゃないかってこと。

労働生産性って、下記の計算式で導き出されてる。

労働生産性=産出量/労働投入量(労働者数 又は 労働者数×労働時間)

引用:https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2018pdf/20180601041.pdf

要は、少ない時間でお金を稼いでいるかどうか。

手段は関係ない。
だから、いろんな要素が絡んでる。

政府のこの資料を読んだけど、
いまいちピンとこない。

 我が国では 1990 年代は、付加価値の上昇率が低下しているが、その状況についてみると、① 1990 年代後半以降 IT 投資を始めとする資本投入の寄与が減少していること、② 1970 年代、80 年代と比較して TFP の寄与が減少していることが主な要因であることが分かった。
 このため、我が国が少子高齢化による供給制約下にあることを踏まえると、一人ひとりが生み出す付加価値を向上させること、すなわち労働生産性の向上が課題となる。
 国際比較を行っても、我が国の労働生産性は、水準や名目の上昇率が主要国と比較すると弱い動きとなっている。労働生産性の上昇には、TFP 成長率の上昇が重要であるが、TFP 成長率と無形資産投資の関係について国際比較で確認してみると、TFP 上昇率は無形資産投資の上昇率と相関関係がみられる。
 我が国の無形資産投資の上昇率は弱い状況にあるが、特に、主要国と比較し、無形資産のうち、①ソフトウェア等の IT 関連である情報化資産への投資、② OFF-JT を始めとする人的資本への投資が弱い。このため、情報化資産、人的資本への投資を増加させることが我が国の課題である。

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/16/dl/16-1-2_01.pdf

だって、上位5カ国が上位5カ国である所以って、
そういうことじゃない感じじゃんね?

web.all-in.xyz

bunshun.jp

2020年の上位5カ国

それぞれが上位にいる理由は、
その国民のスペックがべらぼうに高いから、
とかそんなことより、
その仕組みにある。

政府のいう課題も、
「仕組み」のひとつだけど。

「丁寧」だから生産性が低いんじゃ?

労働生産性は、
先ほど書いた公式で出されてるけど、
要は、少ない労働でどれだけ稼いでるか、
なわけでさ。

クオリティの低い仕事でも、
売上げがたてばいいわけなんだと思う。

例えば、イギリスにいて感じたのは、
日本の物やサービスのクオリティの高さ。

イギリスの方が物の質が高い!

って感じたことは正直一度もない。

地下鉄の車両、騒音、駅の設備、
カウンシルや大学院への問い合わせ、
店員さんたちの接客、
スーパーマーケットの商品、
あげればもっとある。

それでも、金額は日本と同じか、
それよりも高いものがほとんど。

これって、少ない労力でお金を稼いでるってことじゃん?

っていう。

そうやって見ていったら、
僕が知る範囲では、
日本のクオリティはとにかく高い。

ひとつのサービスや物を生み出すのに、
クオリティが高いというのは、
それだけ時間とお金をかけてるってことかと。

なにか意見があるわけじゃない。

ただ、

そりゃ、生産性も低くでるよね、って。

そんなたわごと。

イギリス留学、楽天証券の資産や口座はどうすべきか問い合わせてみた。「予定」というキーワードが鍵。

資産を増やそうという
世の中のトレンドに乗っかって、
数年前からちびちびやってる投資。

イギリス留学にあたって、
「これ、どうしたらいいだろ」
ってなって、調べたり問い合わせた記録。

結論は、

  • 予定は自分で決めるものだ。
  • 楽天証券では、その予定が1年未満なら、1年間以上海外に住むことが決まってないなら、そのままいってもよし!

以下詳細。

ルールをさらっとおさらい

要は1年以上海外に居住する人で、
特定の状況にある人以外は、
資産売却、口座解約をしなきゃいけない。

海外赴任 証券口座 - Google 検索

あたりでググれば、
たくさんの記事が基本ルールを書いてくれてる。

この辺を読めばだいたいわかる。

hoken-room.jp

yatsuyaku.com

londontyuuzai.com

以上を読めば、
イギリス修士留学するに当たっては、
解約するのが当たり前に思う。

だって、修士コースは1年だし、
Pre-sessional 追加したら確実に1年超える。

だが、しかしだ。

ちょっと考えたら、結構複雑な状況だぞ?

と思い立った、わたくし。

複雑な状況

僕の場合、
Pre-sessional Course が7月から開始。
MA が9月から1年間。
てことは、余裕で1年超える。

だが、しかしだ。

予定は未定。
「1年間以上、絶対に海外にいます」
って言えます?
いいえ、言えません。

なぜなら、、、

  • Pre-sessional Course は対面で申し込んでるけど、VISAの発給が遅れて Online になる可能性がある
  • Pre-sessional Course の条件をクリアして、MAに進めるか現時点で不明
  • MAに進めたとしても1年間イギリスにまるっといるかはわからない。MAコースは1年間で組まれているけれど、授業自体はそれよりも早く終わる。授業が終わった時点、例えば6月あたりで帰国し、修士論文を執筆しながら就職活動をしなければならなくなる可能性もある。

上記を踏まえたら、
海外在住期間が1年以上にならない場合が、
結構思いつく。

  • 海外在住0ヶ月:Pre-sessional が Online 、条件クリアできなかった場合
  • 海外在住2ヶ月:Pre-sessional が 対面、条件がクリアできなかった場合
  • 海外在住10ヶ月:Pre-sessional が Online 、条件クリアできてMAスタート。でも、就活のために6月上旬に帰国した場合
  • 海外在住11ヶ月:Pre-sessional が 対面、条件クリアできてMAスタート。でも、就活のために6月上旬に帰国した場合
  • 海外在住11ヶ月:Pre-sessional が Online、条件クリアできてMAスタート。8月中に帰国した場合

うーむ、、、、複雑だ。
どうすりゃいいんだ。

てことで、再度、
解約しなければならない場合の条件を確認。

引用:海外出国のお手続き | 楽天証券

上の画像は、楽天証券のページのスクショだけど、
どのくらい出国予定期間があるかによって
手続きが変わってくる。

・・・「出国予定期間」によって変わる。

ん? 
てか、予定って、誰が立てるの?
僕ですよね?
それって、もしや・・・

と思いながら、楽天証券
直接電話をかけて聞いてみた。

楽天証券の対応

ナビダイヤルなので有料。
(固定電話からかければ無料ですが)

該当の番号を押して、
オペレーターさんが出るのを待つ。

親切にあとどのくらい待ち時間がかかるか、
ところどころで案内してくれる。
僕の場合は「15分待ち」からスタートして、
本当に15分でつながった。

状況説明し、回答を得て、
判明したことは以下。

・国内株式、NISAは保有はできるが取引は停止。僕のは特定口座なので1年以上出国する予定であれば売却・解約が必要

・1年未満を予定しているのであれば、その必要はない。

・出国期間が未定の人は解約をお願いしている

わお、シンプル。

つまり、僕が「これが予定です」と言えば、
あとは、上の3点に合わせて行動すれば良い。

僕「こういう予定の場合は?」
オ「その場合は、1年未満なので・・・」
僕「でも、こういう想定もありうるんです」
オ「その場合も、1年未満なので・・・」
僕「でも、こういう想定も・・・」
オ「それも、1年未満なので・・・」
僕「でも、基本、1年以内になりそうなのが現状なんですよねぇ」
オ「1年未満であれば、必要ありません」

という感じで
上で書いた想定をいくつか提示しても、
帰ってくる答えはシンプル。

イギリスの修士コースが
1年プログラムで設定されていることは関係ない。
本人が日本にいない期間が
1年以上かどうかだけが基準。

「イギリス修士コースが1年のプログラムで設定されていることは関係ないんですか?それにPre-sessional も1ヶ月以上の期間があるんですけど」
という質問にも
「出国期間が1年未満であれば・・・」
とのこと。

そして、現時点では予定出国期間は1年未満だが、
結果的に1年を超えてしまいそうな場合も聞いて見た。

例えば、

「現時点では、6月に帰国をして就職活動をしようと考えているので、海外居住期間は1年未満になりそうな予定ですが、来年の状況を見てもう少しイギリスでの生活が伸びる可能性もないとも言えないんです。その場合、どうしたらいいですか?」

との問いには、

1年以上、海外在住することが判明した時点で、
対応してくれれば良いとのこと。

「え?でも、どこかのサイトに、住民票を抜くとバレるとかなんとかあったよね、あれ関係ないの?」

ってなったので、それも聞いてみると、

住民票抜いてるとか抜いてないとかも関係ない。
あくまで1年以上・・・(以下略)

とのこと。

ふむ、答えは見えた。

イギリス生活でクレジットカードを使うとどのくらい割高か?もったいないと思う程度には高い・・・

£1 = ¥161.87

海外でクレカを使うととにかく高くつく
ということを書いてる記事。

イギリスで生活するにあたり、
日常の支払いをどうするか。

wise、ソニーバンクウォレット、
Revolute、Monzo、現地大手銀行。

どれも新しいのは面倒くさい。
ならば、
日本で使ってる
クレジットカードが楽ではないか。
ポイントもつくしさ。

って思ってた。最初。

でも、クレカは高くつく。

例えば、
現時点(2022年6月15日)で、
マスターカードで購入する際の
1ポンドの日本円価格と、
取引相場の価格は、
8.44円も差がある。

冒頭にあるように、
現在の取引相場は、
£1 = ¥161.87。

1ポンドのものを
マスターカードで購入したら
£1 = ¥170.31。

その差、8.44円。

10ポンドで84.4円。
100ポンドで844円。
1000ポンドで8440円。

1ヶ月16万円支出するとして、
£1 = ¥160だとしたら、
月1,000ポンドの支出。

この 8.44円は
クレジットカード会社に支払う手数料。
(手数料の計算の仕方は後述)

確かに、クレカはポイントも貯まる。
けど、この手数料の方が断然高い。

だから、イギリスで生活するのは、
クレジットカードよりも、
デビットカードの方がいいと思った話。

海外で日本のクレジットカードを使用したときにかかってくる手数料

上記、クレカを使った場合の、
1ポンドの金額は、下記の計算式で計算できる。

= 国際ブランド基準レート× 使った外貨額 × 海外事務手数料(%)

仕組みを確認

海外で日本のクレジットカードを使用した場合、
下記の2つの立場に手数料を支払うことになる。

上の計算式に照らし合わせると、

  • 国際ブランド基準レート = ブランドへの手数料
  • 海外事務手数料 = カード発行会社への手数料

って感じ。

つまり、

  • カードブランドは、基準レートに手数料を数円上乗せして徴収
  • カード発行会社は、「ブランド設定のレート × 使った外貨額」に所定の%分を手数料として徴収

ということ。

カードブランドの基準レートの確認方法

それぞれ、
下記のページで確認できる。

上記 Currency Converter の使い方、
色々調べたら、
下記ページが一番わかりやすかった。
どこに何を入力すれば良いかが書かれてた。

aumo.jp

僕は、MasterCard なので、
試しに計算してみたら、

引用:Mastercard Currency Converter | Currency Exchange Rate Calculator

現時点、こんな感じ。

  • Amount :「 1 」っていれたら、1ポンドあたりの金額がでる
  • Bank Fee:「 0 」でオッケー

赤枠で囲っているところに、
1ポンドあたりの日本円のレートが書かれてる。

いま、説明したのは、
紹介した計算式でいうところの

= 国際ブランド基準レート× 使った外貨額 × 海外事務手数料(%)

赤字部分。
これに「海外事務手数料」がかかってくる。

海外事務手数料の確認方法

さきほど紹介した
aumo のページにも書かれてるけど、
wise のこの記事の方がわかりやすい。

wise.com

僕の場合、
 JALカード三菱UFJ)なので、
海外事務手数料は、2.20% 。
いま説明しているのは、赤字の部分。

= 国際ブランド基準レート× 使った外貨額 × 海外事務手数料(%)

ということで、まとめると

= 国際ブランド基準レート× 使った外貨額 × 海外事務手数料(%)

= 166.65円×1ポンド×2.20% = 170.31円

という感じになる。

取引相場が、161.87円だから、
8.44円が手数料。

まぁ、
高いと感じるか感じないかは、
あなた次第です、
って感じ。

ふつーに高いわ。

以上を踏まえて、ちょっと計算してみた

クレジットカードで、
MA の授業料、
Pre-sessional の授業料、
を支払ったら、
取引相場よりどのくらい高くなるか、
差額を計算。

UCL PASHE
11week course
£7,200 × 8.44円 = 60,768円
8 week course
£6,600 ×8.44円 = 55,704円

KCL Pre-sessional Course
11 week course
£6,600 × 8.44円 = 55,704円
6 week course
£4,360 × 8.44円 = 36,798.4円

UCL Education MA
£26,600 × 8.44円 = 224,504円

KCL Education, Policy & Society MA
£19.740 × 8.44円 = 166,605.6円

これは取引相場と比較した金額。
他の手段も手数料が
かかってくる場合が多いと思うから、
それは各自の他の支払い手段も計算して、
どっちにするとどのくらい差額がでるかを、
計算した方がいい。

ちなみに、wise の場合は以下。
回し者じゃないけど、参考までに。

wise.com

wise の手数料は、0.60%(上記リンク参照)。

つまり、100万円をポンドに両替したら、
6000円の手数料。

引用:Wise Card Fees: Spend Anywhere in the World

ちなみのちなみに、
現時点で、
wise で 100万円をポンドに変えたら、
6139.92ポンドになる。
手数料は、5,964円。

6139.2ポンドを、
 JALカード(MasterCard)で支払うと、
= 166.65円×6139.2ポンド×2.20% = 1,045,605.83円

になる。

手数料だけみると

JALカード  :45,605.83円
wise   :5,964円
差額   :39,641.83円

AirPods Pro(30,580円)を買ってもお釣りがくるのか。

んー、wise、安いな。

wise、ここから口座開設してくださったら、
https://wise.com/invite/u/torut81
最大75,000 JPYまでの送金に使える
手数料無料クーポンがプレゼントされます。
手数料無料クーポンの利用方法について | Wise ヘルプセンター

本|教え学ぶ技術 ー 問いをいかに編集するのか

£1 = ¥165.30

2022年5月12日には156.97円まで下がったのに、
6月8日には、168.59円。
また、少し下がってきてるけど、
学費支払い時期にまた下がってくれてたらいいな。

本日の本はこちら。

 

Saya さんがなんどもツイートし、
強くオススメしているこの本。

タイトルは
『教え学ぶ技術』だけど、
これ、大切なの、副題じゃない?

『問いをいかに編集するのか』

や、まさに、そのことが書かれてた。

いやー、問いって大事よねー。

だって、そこに論の端を発するもんね。
その出だしの方向性によって、
どっちにいくかが決まるもんなぁ、、、

迷路みたいに、こっちかな?
なんて気軽に舵を切って、
いくとこまで行って、
行き止まり、みたいになり得るから、
出鱈目になんて決められないな。
こりゃ。 

で、目次はこんな感じ。

目次
序章 「問いを編集する」とはどういうことか
第1部 いかに論理を組み立てるか
1日目 抽象と具体によって課題を明確化する
2日目 分析枠組みはこう使う

第2部 自分が解くべき問いを見つける
1日目 問題意識を俯瞰する
2日目 関心をコンテクストにのせる
3日目 キーワードを探すために
4日目 問いからリサーチ・クエスチョンへ

学習レポート―チュートリアルを振り返って

引用:Amazon

面白かった。

今の僕が確実に言えるのはこの一言。
そして、これは修士が始まって、
また、一度開いて読むべき本だと思った。

大学院を経験していない、
論文を書いたこともない、
海外の大学院なんてとんでもない、

そんな僕が確実に言えるのはこれだけ。

第1部は、教育に関するエッセイを書く課題を通じて、
なんだか、二人であーだこーだやってる。

わかりやすいエッセイの構成、
論理の展開の仕方、

そんなのが書かれていた、んだと思う。

第2部は、
トピックを思い浮かぶところから、
リサーチクエスションをたてるまでの流れ。

正直、ちんぷんかんぷん。

ただ、なぜそうなのかというと、
その世界でそもそも何をするのかが
わかってないからなんだろうな。

ある分野について、
大雑把に、あるいは、具体的に、
研究したいって決まってはいる。

けど、じゃぁ、どう研究するの?

ってなるとわかってない。

例えば、料理を作りたい!
って思ったとしても、
基本的な工程もわからない、
道具の使い方どころか、
どんな道具があるかすらわからない。
そんな状態だと、
「煮崩れを防ぐために面取りをすればいい」
って書かれたって、
なんのこっちゃさっぱり、、、
ってなる感覚に近いのかもしれない。

この本を、
いや、だよねー
とか
あ、なるほど!
とかって読める人は、
その世界にいる人だろうと思う。

僕みたいな、スタートラインにも立ってない人間は、
はぁ、ほぉ、え?わかってるかって?
わかってるかわかってないかすらわかっていません。
です。

ただ、それでも、

  • ほぉ、論文を書くときは、広げて狭めて広げて狭めてってするのか。まるで、刀職人のようだな。鍛錬か、鍛錬。
  • 苅谷先生が石澤さんに、『〜ってどういうこと?』『ほかには?』『〜と〜の共通点は?』『〜に関連性はある』みたいにして問うていることって、問いを深めるのに重要だし、実際に始まったら、こうやってくんだろうなぁ、、、
  • 物事や概念って抽象度のレベル感ってあるよね。レイヤー感っていうか。割と意識して生活している方だけど、この意識ってめっちゃ大事なんだなー。1つ目の「広げて狭めて」もそうだけど、このレイヤーを行ったり来たりしながら、ものを観ていくのね
  • 一見違うように見える事柄から共通概念を見出して「あれ?これって質的には似てるよね?てことは、本質的には、、、、ん、、、こういうこと?」とか「これとこれって、めっちゃ似てるけど、全然質違くない?」とかそういう視点って大事そう

あたりは、今までの自分の生活に照らし合わせても、
汲み取れた感じ。

これは、大学院入学前に、一度目を通して、
入学後にもう一度目を通して、
脂っこい時期に、いけるなら、流し読みでもできれば、
目の前の取り組んでいることが、
より豊かになりそうな予感のする本。

IELTSスピーキング、Part3 のスクリプト作りは Writing Task2 のアイデア作りと考えながら、丁寧に作るのが吉だと思った話

タイトルのまんま。

tt125.hatenablog.com

ここで書いたけれど、
今、スピーキングのスクリプト作りに勤しんでる。

Part 1 は イントロダクション& インタビューなので、
思ったことを勢いに任せて言えばいい。
けど、Part 3 となるとDiscussion なので、
構成を考えて文を考えたほうがいい。
Writing と違って、評価項目に、
Task Response や Coherence & Cohesion がないとはいえ。

ポイントは、

  • 〜と思うんだよなー
  • だって〜じゃん
  • 例えば〜でしょ

ていう構成。

IELTS MENTOR の ここから問題を引っ張ってきてる。

www.ielts-mentor.com

全部で41トピックあって、1トピックあたり6問の質問。
1トピック完成させるのに60分とか90分とかかかる。

やり方は、

  • 日本語で考えて、DeepLにぶっこむ
  • DeepLの英文訳を編集する

なわけで、英文作成にはほとんど時間はかからない。

問題は、アイデア作りと文の構成。

これがめっちゃ時間かかる。

はーー、疲れるー!

憂鬱ー!

って思うけれど、

これ、大事な作業かも知れん。

  • 様々なトピック、質問へのアイデア出し
  • 「意見→理由→事例」という構造で文考える思考を染み込ませる

これは、Writing Task 2 にもつながる部分。

あと、冒頭に紹介した記事にも書いたけど、

そんなこと考えたこともないわ!!

って内容を論理的に掘り下げて考えることは、
大学院に行った後、物を考えるときに役立つのかも。

急がば回れじゃないけれど、
面倒くさいからと行って、
でたらめに済ませていたら、
もったいないかもなーって気がしてきた。

IELTSはアカデミック+アカデミック英語の超基礎訓練になるんだなぁ、と感じた話

最近、やっと重い腰を上げて、
スピーキングのスクリプト作りをしている。

note.com

ぺらぺらぺらと思ったことを英語で表現できれば良いのだが、
そんな英語力は毛頭ない僕にとって、
ぱくちーさんが紹介してくれてるこのやり方は、
なるほどーと思って使わせてもらってる。

IELTS MENTOR から トピックを抜き出してだな。
日本語で考えて、DeepL にぶっこんで、
出来上がった英文を見ながら、
もてる英語力の全力を振り絞って編集。
その後、DMM英会話の先生に添削してもらって。
そして、それを読み込む。

完璧じゃないか。

2週間ほど前、Part 1 51 トピックを作り終えて、
今、Part 3 の 41トピック中、
21トピックまで原案を考え終えた。

しかしだ、、、全然進まぬ。

IELTS MENTOR の Speaking Part 3 の 1 Topic には、
6つの質問が用意されてる。
その 1 Topic を終えるのに、1時間半かかる。

たった、6問の質問。
1問平均15分だ。
日本語で考えて、DeepLにぶっこんで、編集。
こんだけの作業に1問15分。

しかもだ。

できあがった答を、
DMMで添削してもらっている間、
なんども感じる違和感。

論理的整合性が取れていない。

そう思って、見返して、
また書き直して・・・。
本当にイライラする。

Part 1 は、日常トピックだから、
そこまで気にすることはなかった。

「どう思う?」

「んー、こう思う」

って感想レベルでいい。

けど、Part 3 になると、
「ディスカッション」と呼ばれるセクションだ。

議論、つまり、それは、
自分の意見を論理立てて並べないといけない。
Part 1 と区別されてるんだから、
単純に一言感想を述べるんじゃダメらしい。

引用:https://assets.ctfassets.net/unrdeg6se4ke/1wpoTqXl761ju4Oa0NsFfG/3bc32d13e5fcc1e3bc9dc63312bb6936/Band_Descriptors_for_IELTS_Speaking_test_-_JP.pdf

言ってみたら、
IELTS Writing Task2 をスピーキングでやるようなもの。

  • 僕はこう思う。
  • なぜなら、こうだからだ。
  • 例えば、こうこうこうじゃないですか。

ふむふむ、、、
そんなことを意識しながら書いている。

しかし、だ。

そんなことくらいすぐ的そうな気がする。
けど、それが一向に進まない理由は、
質問がふざけた質問ばかりだから。

  • あなたの国の教育は若者に影響を与えていると思う?
  • どのタイプの人(親・教師・友人)が若者にもっとも影響を与える?
  • 未来において何が最も若者に影響を与えると思う?

・・・知らんがな!
んなこと考えたことある人いる???

  • いや、当然、与えるじゃん?
  • 知らんがな、人によって違うじゃん?
  • あなたがいう「その若者」に聞いてください?

って思ってしまう・・・
暇人じゃないんだからさ、そんなどーでもいいこと考えてどーすんの!
そんなこと考えてなんか得あるの?稼げるの?それって美味しいの??

っていつも思いながらイライラする。

ちなみに、これは僕が英語ができないからかな、、、
って思ってたけど、
DMMで添削してもらっている先生も、
「ていうか、IELTS の質問はひどいね、、、」
っていつも言ってる。
僕が「1トピック考えるのに1時間半かかるんだよー」
っていったら、
「いや、僕もそのくらいかかるわ、これなら」
って慰めてくれるほどだ。

一方、

修士開始前に、日本語での知識の蓄えをしておこうと、
読書や論文読みも少し進めてる。

最近読んでいるのは、

Saya さんがおすすめしているこれ。

このページになぜこれがオススメかが書かれてる。

saya-culture.com

これを読みながら、
アカデミックの世界ってやばいな、
と思う。

まだ、第2章の途中なんだけど、
第1章は論文の書き方、論理の展開の仕方、
第2章はリサーチクエスチョンの立て方、
で、
バカじゃないか?ってくらい、
天才的に論理を展開してる。

例えば、
リサーチクェスションを立てるにあたって、
「何か興味があることはありますか?」
と苅谷先生が問いかける。
学生役の人が
「イギリスから帰ってきて、日本の電車が3分遅れただけで『申し訳ございません』となんどもアナウンスしているのを聞いて、なぜそこまで謝るのだろうと疑問に思った」
みたいなことをいう。
それを苅谷先生が「その謝罪は、どの種類の謝罪?」みたいな展開を披露する。

・・・は?

っていう。
リサーチクエスチョンを立てるにあたって、
その疑問を持ち出す方も持ち出す方だし、
「どの種類の謝罪」って、
あなたそんなことまさか日常生活で言ってませんよね?
たぶん、友達少なくな・・・・(失礼すぎる・・・)
ってくらいのが頭をよぎりつつ、、、、

あれ?? ちょ、まって。

この、・・・は?って感覚。

どっかで味わった気が・・・

あーーーーーーー
IELTS の Speaking Part 3 (並びに Writing Task 2 )やんけー。

そ、、、そうか。

そういうことか。

アカデミックの世界ってそういうことなんだな。

研究をする、論文を書く、
ということが、
とっても簡易的に、

こうした、馬鹿げた疑問に端を発して、
論点を探り出し、知識を融合し、
矛盾も昇華させつつ、
論理的に展開して、
ぶれずに結論を導き出す。

と表現するとすれば、

IELTS の Speaking Part 3 や Writing Task2 は、
それのちょーーーーーーーミニチュア版なのか。

馬鹿げたように見える問いに、
論理的ブレが生じないように気をつけつつ、
主張、理由、事例、結論
を並べる。

しかもだ、
イデアが乏しい場合、
調べるという行動も生まれるわ。

Why do you think different cultures have different table manners?
(なぜ異なる文化は異なるテーブルマナーを持つと思います?)

価値観が違うからだろ?
って思うけど、
「じゃぁ、どう違うわけ?」
「その価値観て例えば?」
ってなった途端、知識不足が発生する。
あるいは、知ってるはずな知識も、
何を例として持ち出せば良いのかが、
ぱっと出てこない。

食べ物を残すということに対して、日本は食べ物を残すことは失礼だったり、良くないことだという文化がある。そこには、「もったいない」「無駄にしてはならない」という価値観がある。一方で、中国などは、その逆で残すことが礼儀であるという文化があり、その背景には「出された食べ物を残すことは、もてなしてくれた人に対して、満腹になる程作ってくれたことや豊かさを示すことである」という価値観がある。

というようなことを導き出さないといけない。

事例を述べるだけでも、
食べ物を残すこと、文化、価値観、
といった共通の要素を用いつつ、
異なる現象を挙げて、
価値観が違うからだろ?
って自分が言い放ったことばを、
強いものにしないといけない。

ふむーーーーーーーーーー。
そう考えたら、これから修士に行くにあたっては、
この IELTS は単に英語力がどうこうじゃなくって、
アカデミック界に足を入れる前の、
まぁ、軽い腕慣らし?
超基礎トレーニング?
なのかもしれないと思った。

IELTS は やっぱり、決して敵じゃないなーー。
IELTS は 味方だ。
そして、敵は、それに対応できない、
今の自分だな。

IELTS と仲良くなれれば、
英語力だけじゃなく、
アカデミックに必要な素養も、
少しは磨かれるのかもしれない。

こんな何時間もかけて、
論理的に、事例は、んーーー、
って悩むことも、
無駄なことではないのかもしれん。

IELTS の問題を作っているのは、
Cambridge Assessment English という、
ケンブリッジ大学の一部門らしいけど。

さすが、ケンブリッジ、だな。
くやしいけど、がんばるわ。

ぎゃーーー、渡英チケット、11万円損した件

Pre-sessional Course を受ける人は、
6月や7月からだったりするわけだけど、

チケット確保のことを考え出すこの時期、
僕も御多分に洩れずイギリスー日本のチケットを先日確保。
合計203,480円。

以下、2つの記事を踏まえながら、
めっちゃ考えて予約を取ったつもりだったけど、、、、

tt125.hatenablog.com

tt125.hatenablog.com

失敗した。

原因は、単純ミス。というか、思い込み。

スカイスキャナとJALの価格比較をする際、
スカイスキャナの出発地設定が羽田になってて、
JALの出発地設定は成田になってた。

はぁ、、、

往路7月14日、復路12月27日でチケット検索。

スカイスキャナで検索したら、

JALで検索したら、

このお値段。

6万円くらいの差だし、
安心のJALにしよー
って思って、JALにした。

けど、今、ブログ記事を書こうと思って、
何気なく、スカイスキャナで再検索。

あれ????金額、違くない???

ってなって、いろいろいじってたら、
スカイスキャナを検索したとき、
羽田発の設定にしてたことが判明。

成田発の設定だと、こんな金額。

ぎゃびーーーーーん・・・

11万円も違う・・

流石に11万円も違うなら、
こっちにしてたなぁ、、、

iPad Air 64GB どころか、
iPad Pro 11inch 128GB + Apple Pencil いけちゃうやんけ!

がびーーーーーん・・・

設定確認、大事です・・・

JALで渡英チケット確保した時のメモ

tt125.hatenablog.com


この記事で書いた通り、
諸々を考慮した上で、
チケット確保に臨むわけだけど

「それでも、わたしは、JAL

という場合は、

  • チケットは往復で確保
  • 成田発の経由便(海外エアライン)利用
  • マイル利用が得か、チケット購入が得か

あたりがポイントになってくるか。

チケットは往復で確保

留学って、長期間滞在するし、
いつ帰ってくるかの目処なんてなかなかわからないから、
「チケット、帰るときでいっかー」
って思いがちなんだけど、
往復でチケット予約した方が安くなる。

例えば、以下は、

2022年7月14日、羽田ーヒースロー直行便
の片道で検索した時と、
往復で検索した時の違い。

以下、片道予約

以下、往復予約

この場合、チケット代で65,000円の差がある。
でかいなー。

帰りの日付を決められない!
目星はつけられても変わっちゃうかもしれないし!
って人もいるかもだけど、
予約変更っていう手段がある。

運賃規則を見れば、予約変更は、2万円でできることがわかる。
取消しても3万円。

それ考えたら、往復で確保した方が絶対にいいよなー。

成田発の経由便(海外エアライン)利用

JALは羽田からロンドン便も就航してて、
しかも、直行便だし、何かと便利。

けど、

  • 成田までの移動
  • 経由便による煩わしさ
  • 羽田便、成田便の差額

これらを総合的に考えたとき、
僕は断然、成田便がいいなって思っちゃいます。

比較してみる。

日付はさきほどと同じ、7月14日で検索。
もちろん、往復で。

以下、羽田便(先ほどと同じ)

以下、成田便

な、、、、、7万円の差額・・・

もう一度書くけど、

  • 成田までの移動はめんどい!
  • 経由便で27時間25分とかしんどい!
  • 海外エアライン、経由便は不安!
  • 7万円払ってでも、その面倒を解消したい!

って人は、羽田便だろうけど、
逆に、

12時間半と成田移動さえ我慢すれば、
あと5000円足して、iPad Air (64GB) が買えるじゃん!

って思う僕は、成田便で即決です。

マイル利用が得か、チケット購入が得か

ロンドン便をJAL国際線特典航空券で、
確保しようとする場合、必要基本マイル数は、
22,500マイルです。

引用:JAL国際線特典航空券 各路線の必要マイル数

注意:上記は2022年8月31日までです。
   2022年9月1日からの必要マイル数は下記
              JAL国際線特典航空券 各路線の必要マイル数(2022年9月1日発券分から)

けど、こんなこともあります。

げ!82,000マイルって・・・

これなら、チケット購入した方がお得だな・・・
もっと必要マイル数が低い時期に使った方がいい・・・

ちなみに、2021年9月下旬に渡英した時は、
8月上旬に22,500マイルで特典航空券確保できたし、
今回、2023年1月に再渡英する際のチケットも、
22,500マイルで確保できた。

海外チケット予約のときに考慮する要素

£1 = ¥163.41

9月から始まるイギリスの大学、大学院。

国際線のチケットなんて予約したことないや!

って状態だった僕が、
何回か経験して、
思ったことをちょっと記録しておく。

渡英時の航空券予約する際に考慮する要素は、

  • 値段
  • 時間
  • 安全性
  • 安心

あたりがあると思う。

どれを優先するかで変わるよなー。

値段

これは安ければ安い方が助かる。

安いチケットは、スカイスキャナで検索かければ、
一番安いチケットがわかるんだけど、

www.skyscanner.jp

価格が魅力。
やっぱり、海外エアライン。

例えば、成田ーロンドンで検索すると、
2022年6月4日時点で
往路7月14日、復路12月29日のチケット価格、
このお値段。

ふぅ、、、、安いなぁ。

ちなみに、同条件で、JALは安くて20万円ほど。

時間

やっぱり、直行便が早い。
羽田ーヒースロー直行便は、約12時間半。

高くて早いけど、直行便か、
安くて時間がかかるけど、経由便か。

でも、時間がかかるって言ったって、
長くても15時間程度。
10万円違うなら、どっちを選ぶかな、、、
って感じ。

安全性

なんて、しろーとにはわからないが、
値段が極端に安いと、
整備とか大丈夫かな、、、って不安になる。
逆に「JALは安全でしょ!」
みたいにも思う。
ま、イメージの問題は大きいな。
でも、カタール空港は、産油国だから安い、
みたいな要因もあるし、
一概にはいえないしなー。

安心

まぁ、先の安全性も、
安心といえば安心なんだけどね、結局。
でも、これは違う要素。

例えば、
ロストバゲージとかトラブルあったときの対応大丈夫かな・・・
みたいなこと。

JALとかなら、その点安心かなー
なんて思う。

総合的に検討

今の僕はこう考えるって話。

以上を踏まえたときに、
僕は、まず時間の要素は外れてくる。
直行便と経由便の差額を、
時間換算したら1時間節約するために、
そんなに払うの!って感じになる。
寝てりゃいいだけだし。

安全性なんて実際のところはわからないけど、
安いってことはそれなりの理由があるし、
ビジネス利用して贅沢するわけじゃないわけだし、
払えない金額じゃない場合、
数万円程度であれば、
それをけちって、何かあったらいやだなー
って僕は思う。

それに加えて、
これから大事な人生かけた留学がはじまるわけで、
セトルダウンするまでそもそも大変なのに、
やれバゲージが消えただの、
チケット予約変更しなきゃいけないだの、
なんだのかんだののトラブルは、
できるだけイージーに済ませたい。

そこらへんを踏まえた上で、
あとは金額。
いくらくらいの差額だったら、
自分が納得できるか、、、、

本|史上最強の哲学入門

£1 = ¥160.79

なんだか、安定していますなー。

イギリスのインフレ率がぎゅいーんと急上昇。

www.ons.gov.uk

イギリス留学組の皆さんは、
生活に戦々恐々ですな・・・

 

 

 

修士が始まる前に、
できるだけ日本語で知識を入れておこう作戦の一環。

Education, Policy & Society ということで、
社会学的側面で物を考えるには、
哲学の知識も必要。

で、だ。

saya-culture.com

この記事で、Sayaさんが、
思い出に残る哲学者として紹介している、
あの人やこの人のことを知る前に、
哲学の概要をちょーーっとしておきたいと思って、
買ったのがこの本。

もうね、最高でした。

わかりやすい。

『真理』を4つの分野に分け、
歴史的流れを踏まえつつ、

それぞれに絡む哲学者が何を主張したのか

他の哲学者の主張と何が違うのか

これが非常にわかりやすく書かれてる。

真理の『真理』

国家の『真理』

神様の『真理』

存在の『真理』

哲学って、なんか抽象的な小難しい言葉を使うじゃない?
で、いったい、それ何を指してんのさ?
あなたの頭の中で話してんじゃないよ!
っていいたくなるような・・・(失礼・・・)

そんなのは一切なし。

たとえも非常にわかりやすく、
現代に生きる僕が「いやー、だよなー」
って心から思えるもの。

そういう背景があっての、
現代哲学・・・って見方がこれからできそうで、
大変読んで満足な本でした。

読書メモ

UCL、Educational Leadership (In-service) MAから結果が届く。遅いよ、ほんと。

やっと来たかー。

いざ、こうしてオファーいただくと、
King's College の Education, Policy & Society で決めたつもりでも、
やはり心は動くな・・・

お金を支払ってしまったから、
もう後に引けない、、、とは思わない。

年間の学費を、300万円も400万円も払い、
Pre-sessional Course の学費も70万円近く払うのだから、
今更、30万円のデポジットを投げたっていいと思う。
Pre-sessional の学費は14日間、クーリングオフ効くし。

KCL
○ 運命的に、オファーレターをくれた先生と僕の多くの知り合いにつながりがあることが判明したこと
・その先生の専門はユースワークで、若者が自主的かつ民主的に活動に参加するか、集団を運営するか、といった感じのことを研究している。それは、自分が務めていた学校での教育方針に近いものがあり、興味がある
・そのご縁を大切にすれば、僕にとってもみんなにとっても良いものが色々巡りそう。○ 今まで感じてた教育界の課題をポリシーに落とし込んで考えることができる
○ 面白そうな授業だと思える授業が多い
・International & Comparative Education
・Recent Developments in Digital Technologies in Education
・Recent Developments in Education Management
・The Political Economy of Education in a Globalised World
・School Effectiveness & Improvement
・Social Justice & Education Policy
・Teacher Development
・The Social Context of Education (30 credits)
○ Business Management in Educationという科目が存在している。それはマネジメントコースじゃないと受けられないようだけど、そういう授業や先生が存在しているという点だけでも大きい。UCLにはBusiness Management みたいにそこに焦点を当ててる感じの授業はない。
○ Pre-sessionalコースが対面。UCLはオンライン
○ 授業料が100万円近く安い
○ すでにデポジットを払っていて、UCLにするなら約30万円を捨てることになる
○ Pre-sessional コースの支払い約70万円を済ませてある。これは、14日間のクーリングオフ期間だからまだ返金の可能性はあるけれど、手続きが非常に面倒。

UCL
○「世界ランキング1位」というところ。
○ マネジメントを学んだという履歴の方が、仕事に就くとき有利そう・・・なイメージ。

ちなみに、授業内容の違いはこんな感じ。
King's の方が明らかに面白そうなんだよなぁ。

   

マネジメントは組織運営・経営が焦点で、既存の政策(ポリシー)の下でそれは展開される。が、ポリシーは、本来あるべき姿を追求できるのではないか。

例えば、教員の労働環境を改善することをテーマにしたとする。

「いかに労働環境をよくするか」という大きなテーマは変わらないけれど、マネジメントは「既存制度・法の元で」という枠があるのではないか。例えば「海外で、こんないい取り組みがある」って言ったって、日本の法律ではそれはできないとか、そういうことになる。けれど、ポリシーはその壁を取り払って考えることができる。それはとてもワクワクする。

King's College をキャンセルするのは面倒だけど、面倒を超えて、キャンセルするとなった時に思い浮かぶのは「King's Collegeを切ること=ご縁を切ること」でもあって、そこは非常に躊躇する。

もちろん、生徒により良い教育環境を、教員により良い職場環境を提供できる人間になるためにマネジメントを学びたいという思いは強くある。

けど、そんな崇高な理由だけじゃなくって。打算的な部分もたくさん持ち合わせている。なんだかなーとも思うけど、結局、マネジメントであったり、UCLであったり、というのは、次の職につながりやすそうなイメージだったり、QS ランキング1位の大学で頑張ったという勲章見たいなのが欲しい気持ちが、King's College を決めた今も、心を揺らすんだなと思う。

IELTS WRITING TASK2 の問題の種類、タイプのまとめ

IELTS WRITING TASK2。
問題のタイプによって、
エッセイの型が決まっていて、
それに合わせて書くことを意識するようになってきた。

様々な問題のタイプがあるけれど、

  • Discuss both these views and give your opinion.
  • To what extent do you agree or disagree?
  • Why do you think this is so? Should this tendency be changed?
  • Discuss the advantages and disadvantages of this and give your own opinion?

あたりは、わかりやすい。よく見かける。
そして、この形、出題されるときに、
ほぼ同じ文言で出てくるから「お!」ってなるんだよな。

けど、

  • Do you think the advantages of charging for admission outweigh the disadvantages?
  • Do you agree or disagree?
  • Which viewpoint do you agree with?
  • Is this a positive or negative development?

あたりが出てくると「ん?」っていつもなる。

てことで、IELTS WRITING TASK2 の
問題形式を整理してみようと思った。

で、

ielts writing task2 types - Google 検索

と検索かけてみると、いろんなサイトが出てくる・・・

サイトによって違うこと言ってるーーーー!

てことで、ちょっと整理。
合計10サイト比較・・・
途中、余計に混乱したけど、
なんとかまとまった。
今日はそれを記録に残しておく。

各サイトで紹介されてるタイプ分け

各サイトで紹介されている
タスクのタイプ分けとポイントをまとめた。
けど、めっちゃ長いので折りたたんである。
これを覚えるというより、
これを参考にしながら考えたってだけ。

上記、眺めるとわかるけど、順番も表記もバラバラ。

ということで、独自分析してみた

IELTS MENTOR(1237-1100) の問題と
ieltsanswers にあるモデルアンサーの
問題164問と解答54問
(今まで添削してもらった解答とモデルアンサー)
を見比べて、
作業すること6時間・・・
あーーー、見てきたぞー。

上記サイトたちの分け方は、
質問のタイプと
解答の型?エッセイの型?とが
ごちゃ混ぜになってるから
僕の頭では混乱しちゃってたのかも。
頭悪いからな、、、わたくすぃ。

ということで、僕の整理を書いとく。

6時間も眺めて見えてきたのは、
質問タイプという要素と
解答の型という要素は別物なのでは?
ってこと。

大雑把なイメージは、
質問のタイプは事象、
解答の型は道具、
みたいな感じ。
例えば、1) 3) 5) の事象の時には、Aという道具を使う
2) 4) の事象の時には、Bという道具を使う
そんな感じ。

質問タイプと解答の型を整理しておく。

質問タイプ


1) Discuss both these views


2) Discuss both these views and give your opinion


3) Do you agree or disagree?

以下も内容的には同様

  • Which viewpoint do you agree with?
  • Do you agree with this statement?


4) To what extent do you agree or disagree?


5) Discuss the advantages and disadvantages.

以下も内容的には同様

  • What are the advantages and disadvantages of ~?


6) Discuss the advantages and disadvantages and give your opinion


7) Do you think the advantages outweigh the disadvantages?

以下も内容的には同様

  • Does this bring more advantages than disadvantages?
  • Does A have more advantages or disadvantages than B?
  • What do you think are the advantages and disadvantages of ~ ? Do the advantages outweigh the disadvantages?
  • Discuss the advantages and disadvantages of ~. Also, state your preference and say why you would choose that.
  • What do you think are the advantages of ~ ? Do the advantages outweigh the disadvantages?


8) Two Questions
cause & solution, cause & effect, effect & solution, problem & solution

問題例

  • Why do you think this is happening? What can governments do to help reduce the amount of rubbish produced?
  • What are the causes of temperatures rising? How should we deal with this problem?
  • What are the causes of these problems? What measures could be taken to solve them?
  • What are the most serious problems associated with the Internet? What are the best ways to solve them?
  • What are some of the problems associated with drug abuse, and what are some of the possible solutions?
  • Why is this? Do you think it is a positive or negative development?
  • What are the reasons for this? How can people research this?
  • What are the causes of the increased demand, and what measures could governments and individuals take to respond to this problem?
  • Why do you think this has happened? Should young people be encouraged to do different activities in their free time rather than shopping?
  • What are the negative impacts of children playing computer games and what can be done to minimize the bad effects?
  • Why do so many working people not get enough exercise? What can be done about this problem?
  • Give some reasons why this growth has occurred and suggest some practical solutions to this problem.
  • Why is stress such widespread in the modern world and what do you think can be done to overcome the problems caused by stress?


9) Single Question

問題例

  • What do you think?
  • Do you think that governments should impose extra taxes on flights or accommodation to restrict today’s tourism industry?
  • Is this a positive or negative development?
  • How much can we trust the journalists?
  • In your opinion what are the most important aspects of a job?
  • What do you think are the reasons behind this?
  • What do you think about this opinion?
  • Should education and healthcare be free of charge and funded by the government, or should it be the responsibility of the people to pay for these services?
  • What do you think about this change?
  • Is this a positive or negative development?
  • In your opinion, how can this situation be improved?
  • Do you think the benefits of introducing a new international language will outweigh the problems?
  • Do you think this is a positive or negative development?
  • To what extent do you think laws are needed to make people recycle more of their waste?
  • What do you think are the effects of over-fishing?
  • What is your opinion about this?

なんだけど、答え方は基本以下の4つしかない。

解答の型

2para 3para Conclusion
One side The other side One side & The other side

1) Discuss both these views
5) Discuss the advantages and disadvantages.

2para 3para Conclusion
One side The other side Opinion

2) Discuss both these views and give your opinion
6) Discuss the advantages and disadvantages and give your opinion

2para 3para Conclusion
Reason Reason Opinion

3) Do you agree or disagree?
4) To what extent do you agree or disagree?
7) Do you think the advantages outweigh the disadvantages?
9) Single Question
*「一部賛成・反対」の場合4 paragraph 構成、2・3 paragraph に強い意見のReason を書き、4 paragraph に 「でも、こういう側面もある」という内容を書く

2para 3para Conclusion
Question 1 Question 2 Question1 & Question2

8) Two Questions


どの質問のときに、
上の4つの型のどれを使ってエッセイを書くか、
なんだなーってやっとわかった。

ちなみに、IELTS WRITING については、
人によって書き方が違う。
僕のIELTS WRITING の師匠は
Saya さん
ieltsanswers だけれど、
そのほかにも書き方を教えてくれる人はたくさんいて、
人によって若干の違いがある。
エッセイの書き方なので、
「これが正解」というのはない様子。
それぞれが教わってる方の分類に従って、
自分の頭で考えることが必要かもなー。

イギリスの大学院は、必ずしも出願の早い人からとっていくわけではないということがわかる一事例

イギリスのマスターは、
いつ合格をいただけるかわからない。

ローリング審査方式(Rolling Admission)
を採っていて、
出願された順に審査し、
合格者が定員に達すると締め切る、
早く応募すればするほど有利、
みたいなことが色々なブログに書かれているけれど、
例外もある。

Twitter 界隈では、早々にオファーをもらったとか、
1ヶ月でもらったとか、
色々見るけれど、
僕は5ヶ月かかった。

2021年12月10日に出願。

2ヶ月程度で出るとか、
3ヶ月程度で出るとか、
いろんな情報を聞いてたから、
2月、3月になるにつれ不安にもなったが、
問い合わせメールを送れば送るほど、
先方にも負担がかかるだろうし、
待つしかないだろうと思い待っていた。

KCLは5月2日、UCLは5月16日の
11週間プリセッショナルを受けたくて、
4月27日にしびれを切らして問い合わせたら、

As we have a limited number of places on the programme, we want to ensure that we have enough spaces available for eligible applicants and will therefore be monitoring the amount of offers we make.  We will be placing applications we deem strong enough for the programme on hold, while we consider the number of places remaining.

という返事や、

As application decisions are not made until after the closing date, the PL will read and assess each application and make their decision.

という返事で、

つまり、基本的には、自由なだけであって、
Programme によって決め方も違う。
大学も当然いい学生が欲しいから、
ローリング方式で出願者の中から、
いいと思う人を取ってく方法が多いのかもしれないけれど、
必ずしも早い者勝ちじゃないんだってこと。

上の返信を見ると、
みんながそうかのようだけど、
それもわからないしね。

この人は絶対に欲しい!という人は、
それでも早くオファーを出している可能性はあるし、
この人はいいけど、
もっといい人いるかもしれないし、
ってときにこうしてプールして
判断するのかもしれないし。

あるいは、今回、
僕が Programme Director の先生から
いただいたメールには、
連絡が遅くなっていて申し訳ない、
今年は出願者が多く、
Admission Office も大変で、
やっと自分のところにあなたの書類が回ってきた。
そして、それを見てすぐに連絡している。
みたいな感じで書いてあったし。

むしろ、

We can confirm that your application has been assessed and has been considered strong enough to be placed on hold and so there will be a further delay in providing you with a decision at this time. 

こういう考え方もあるから、
遅くなって不安になっている人、
絶望にはならず、
あるいは遅いことにイライラせず、
冷静に、適切に問合せるなど、
するべきことをしたほうが良いと思う。

2022年イギリス大学院、修士、出願すると決めてから合格手続きまでの流れをおさらい

概略

詳細は後述するが、ざっくり記録は以下。

思い出と感じたことや反省

  • メールは、DeepL→自分で添削
  • イギリス修士=ローリング方式=早いもの順ではない
  • メール・メッセージの返信は遅い、てか、返信こないこともふつー
  • もう3ヶ月くらいずつ前倒しで作業できてたらよかった。そしたら、9月中に出願できた
  • IELTS UKVI はできるだけ高いスコアで取りたいとい思いとオファーが来る時期とPre-sessional の締切、Pre-sessional の英語要件 の兼ね合いで、ギリギリまでまって受験したし、これがベストな選択だったが、なるはやで取れた方がよかった
  • エージェント(SI-UK)無料プランに大きな期待はしないほうがいい。困ったときに相談に乗ってくれるし、返信はその日にくれるし、こうしたら良いというアドバイスをくれるから、心強い。文書を作成し後押ししてくれることもあったけれど、実際に動くのは基本自分
  • どのコースになるかは、運の要素も多分にある。Pre-sessional の締切時期、IELTSがどこまで取れたか、いつオファーをいただけるかによって、ここしか選べないやん!!って自体があるんだな・・・

詳細記録

以下、詳細〜。

2020年10月 プログリットのコンサルタントさんから、大学院進学という選択肢を提示してもらう

この頃は、TESOL かなぁ、他も面白そうだけどなぁ、、、とぼんやりしていた。ほとんど「他」には頭が言ってなかった。「他」は、IELTSの基準が 7.0 で遠いことのように思えたから。オーストラリアの 6.5 あたりの大学を見ていた。

2021年2月 「他」もありなのかもしれない、と考え出す

異文化の魔法を読み込み。「他」が面白そうだと思うと同時に、頑張ればいけるなら頑張ってみようかな、と思い立つ。

2021年5月 推薦者に推薦状の依頼をする

書いていただけるかどうかの打診。3〜4名候補者がいたが、最初のお二方に快諾をいただく。

2021年7月 出願大学をKCLとUCL に絞る

9月にも London 内の他の大学もないか探したが、結局この2校だった。

2021年8月頭 SI-UK、beoの無料面談を受ける
2021年8月上旬 推薦状正式依頼、大学から英文の成績証明書と卒業証明書を取得

形式調整は近くなってからとしつつ、文案は8月中に完成

2021年9月 「他」をEducation Sociology、Education Management、Education Policy に絞る

自分の経験から、

  • 画一的な教育に適合しない子どもたちについて
  • スタッフの労働環境や生産性向上、学校組織のあり方、先進的な取り組みについて
  • マネジメントの限界を生む制度の改善について

このあたりから、上記3つを選んだ。

ちなみに、文科省の大学院、教育学の分類に、教育経営学、教育政策学というのがないのはびっくり。教育行政学や教育制度、学校教育学に含まれているのかもしれないけれど観点が違う気がする。

www.mext.go.jp

2021年9月末 SI-UKとエージェント契約
2021年10月頭 Education Sociology を外した

UCL の出願が2コースまでだったことが大きい。Management と Policy の方が、自分の過去とこれからのキャリアに連携させてイメージしながらモチベーションもって進められそうな気がした。加えて、Policy で考えるにあたって、Sociology の要素も当然含まれていると感じた。

2021年10月初旬 出願プログラムを下記に決定

King's College London

Education Management - King's College London

Education, Policy & Society - King's College London

University College London

Educational Leadership (In-service) MA | Prospective Students Graduate

Policy Studies in Education MA | Prospective Students Graduate

2021年11月初旬 Personal Statement を書き始める
2021年12月2日 Personal Statement 完成
2021年12月10日 出願
2021年12月14日 UCL Admission Portal 開設

KCLは出願完了時点で開設

2022年1月14日 UCLから配信メール受け 2週間以内に決定は出せない旨

We wanted to get in touch to confirm that we are still considering your application. Unfortunately, due to the volume of applications we have received we may not be able to provide you with a decision within the next two weeks. We are very sorry about this as we know that waiting for a university decision can be an anxious time.

It is usual for some applicants to receive decisions before others. Delays in considering your application doesn't mean that your application will be unsuccessful.

引用:受信メールより

2022年1月30日 PASHE受付開始の旨

Application for the 2022 Pre-sessional and PASHE courses is now open.

引用:受信メールより

2022年1月31日 CLIEを受講できるか問合せ→できない

PASHEがオンライン、CLIEが対面だったため。対面で勉強できた方がいいと思った。

IOE, UCL’s Faculty of Education and Society, degree offer holders should apply for the separate UCL IOE Preparation courses. (上記画像最下部、Apply now ボタン上)

www.ucl.ac.uk

とあるが、IOE の Offer holder が PASHE 開始前に CLIE 参加した事例を聞いていたため確認。IOEのオファーホルダーは、CLIE に申し込めないとのこと。

The Preparation for Academic Studies in Higher Education (PASHE) is designed for IOE students intending to take undergraduate or postgraduate courses in Education or related disciplines. I am afraid IOE degree offer holders are not eligible for CLIE Pre-sessional courses.

引用:受信メールより

2022年2月1日 PASHEオンライン実施の場合、CASは発行してもらえるのか問合せ

オンライン実施の場合、CAS発行はできないとのこと

We do not issue CASs as the course will be delivered online and we cannot sponsor students for an online course.
 If you successfully complete the PASHE Course assessment, your degree course offer will be made unconditional and UCL will issue you with a CAS for your degree offer. You can use this CAS to make an application for a Student Visa covering your degree course.   

引用:受信メールより

2022年2月2日 UCL MA Policy Studies in Education から Unsuccessful 受け
2022年4月16日・17日 IELTS UKVI を受験。6.5取得。
2022年4月22日 KCL Education Policy and Society MA から成績証明書の再提出依頼

成績証明書に成績内訳がないためとのこと。

I have noted that 'Document does not include breakdown of marks- please send full transcript'.

引用:受信メッセージより

内訳は書かれているためSI-UKさんに相談。確かに書かれているし、見つけづらかっただけだろうとのこと。SI-UKさんがその旨を書いた文書を作成してくれた。それに沿ったメッセージとその文書を提出。

2022年4月27日 3コースにいつ結果が出るか問合せ

IELTS6.5保持→ PASHE、Pre-sessional Course 要受講
英語学習、アカデミックを学習したく11週受講希望
PASHE、Pre-sessional Course の締切が近づいてきたため

申込締切
UCL PASHE 11週5/13  8週6/1
KCL Pre-sessional Course 11週5/2 6週5/16

引用:Preparation for Academic Studies in Higher Education | IOE - Faculty of Education and Society - UCL – University College London

引用:11-week Face-to-Face Pre-sessional - King's College London

引用:6-week Face-to-Face Pre-sessional - King's College London

2022年4月29日 KCL Education Management MA より返信

もう少し時間がかかる旨。出願プログラム名を間違ってるあたり、混乱が見られるな・・・

Please accept our apologies for the delay in providing you with a decision on your application to Digital Economy MSc (Full-time). As we have a limited number of places on the programme, we want to ensure that we have enough spaces available for eligible applicants and will therefore be monitoring the amount of offers we make.  We will be placing applications we deem strong enough for the programme on hold, while we consider the number of places remaining.

We can confirm that your application has been assessed and has been considered strong enough to be placed on hold and so there will be a further delay in providing you with a decision at this time.

引用:受信メールより

上記に対し、遅いのは構わないが、Pre-sessionalの申込期限が過ぎてもPre-sessional に申し込めるのかと問合せを再送信。

2022年4月29日 UCL MA Educational Leadership (In-service) より返信

出願締切後、審査する方針だと連絡を受ける。

I am sorry for the delay, due to an unprecedented number of applications this year, the Programme Leaders are still processing some.
As application decisions are not made until after the closing date, the PL will read and assess each application and make their decision.

引用:受信メールより

出願締切は5/13。希望する11週コース締切日と同日。PASHE11週は締切を過ぎてから受け付けてくれるかと問合せ。

Educational Leadership (In-service) MA | Prospective Students Graduate

2022年5月3日 KCL Education Management MA より4/29の問合せに対する返信 

4月29日に受け取ったメールと全く同じ内容でこれ以上問い合わせるのは諦めた。
11週は5/13締切だが、8週6/1締切なため。

Please accept our apologies for the delay in providing you with a decision on your application to Digital Economy MSc (Full-time). As we have a limited number of places on the programme, we want to ensure that we have enough spaces available for eligible applicants and will therefore be monitoring the amount of offers we make.  We will be placing applications we deem strong enough for the programme on hold, while we consider the number of places remaining.
We can confirm that your application has been assessed and has been considered strong enough to be placed on hold and so there will be a further delay in providing you with a decision at this time. 

引用:受信メッセージより

2022年5月5日 UCL MA Educational Leadership (In-service) より返信

Programme Leader に状況説明し、締切前に出せないか動いてみるが、PASHEについて何もしようがないという内容

2022年5月5日 PASHEの実施機関、IOE Writing Centre に問合せ

上記状況を説明し、申込期限後の受付可否を質問。

2022年5月6日 KCL Education Policy and Society MA から返信

今審査しているところ。結果をすぐ出したいとのこと。

Please accept our apologies for the delay in providing you with a decision on your application. Your application is currently being assessed by the admissions tutor, and we hope to be able to provide you with a decision soon.

引用:受信メッセージより

Presessional については、オファーを得てる状態じゃないと申込ないこと、締切を過ぎてから二次募集をすることはないとのこと。

Thank you for your query regarding the pre-sessional courses at King’s College London. As you are still being considered for Education Policy and Society MA (Full-time), you are not yet eligible to apply for a pre-sessional course as they are only available to those who hold an offer for a main degree programme. We, unfortunately, will not open a second round of application for pre-sessional courses after the deadline.

引用:受信メッセージより

2022年5月10日 IOE Writing Centre から返信

5月5日に送ったメール内容が紛らわしかったため、PASHEに出願したがその後の動きがないと勘違いされる。メールを内容を精査して再度送信。

2022年5月10日 KCL Education Policy and Society MA Programme Director からメール

オファーを出したいと考えているとのこと

2022年5月11日 KCL両コースからKCLがSI-UKと情報共有することを同意するかどうかの問合せメッセージ
2022年5月12日 KCL Education Policy and Society MA からConditional Offer 受け、Offer Accept

その日の夜にOffer Letter 等書類を確認。Offer を Accept して、deposit を支払い。その後、Pre-sessional Course 6週間に出願。

理由は、

  • Programme Director の先生とご縁を感じるような事柄があったこと
  • PASHE 8週コース締切日6/1まで余裕はあるが、UCL からオファーをいただけるか定かじゃないこと
  • KCL Education Management MA からPre-sessional Course6週コース締切日5/16までにオファーをいただけるか定かじゃないこと
  • もともと Management より Policy が良いと思っていたこと

の4点。特に1点目は大きかった。