£1 = ¥161.87
海外でクレカを使うととにかく高くつく
ということを書いてる記事。
イギリスで生活するにあたり、
日常の支払いをどうするか。
wise、ソニーバンクウォレット、
Revolute、Monzo、現地大手銀行。
どれも新しいのは面倒くさい。
ならば、
日本で使ってる
クレジットカードが楽ではないか。
ポイントもつくしさ。
って思ってた。最初。
でも、クレカは高くつく。
例えば、
現時点(2022年6月15日)で、
マスターカードで購入する際の
1ポンドの日本円価格と、
取引相場の価格は、
8.44円も差がある。
冒頭にあるように、
現在の取引相場は、
£1 = ¥161.87。
1ポンドのものを
マスターカードで購入したら
£1 = ¥170.31。
その差、8.44円。
10ポンドで84.4円。
100ポンドで844円。
1000ポンドで8440円。
1ヶ月16万円支出するとして、
£1 = ¥160だとしたら、
月1,000ポンドの支出。
この 8.44円は
クレジットカード会社に支払う手数料。
(手数料の計算の仕方は後述)
確かに、クレカはポイントも貯まる。
けど、この手数料の方が断然高い。
だから、イギリスで生活するのは、
クレジットカードよりも、
デビットカードの方がいいと思った話。
海外で日本のクレジットカードを使用したときにかかってくる手数料
上記、クレカを使った場合の、
1ポンドの金額は、下記の計算式で計算できる。
= 国際ブランド基準レート× 使った外貨額 × 海外事務手数料(%)
仕組みを確認
海外で日本のクレジットカードを使用した場合、
下記の2つの立場に手数料を支払うことになる。
上の計算式に照らし合わせると、
- 国際ブランド基準レート = ブランドへの手数料
- 海外事務手数料 = カード発行会社への手数料
って感じ。
つまり、
- カードブランドは、基準レートに手数料を数円上乗せして徴収
- カード発行会社は、「ブランド設定のレート × 使った外貨額」に所定の%分を手数料として徴収
ということ。
カードブランドの基準レートの確認方法
それぞれ、
下記のページで確認できる。
- JCB:Base rate
- VISA:Currency Converter - Exchange Rate Calculator | Visa
- Master:Mastercard Currency Converter | Currency Exchange Rate Calculator
上記 Currency Converter の使い方、
色々調べたら、
下記ページが一番わかりやすかった。
どこに何を入力すれば良いかが書かれてた。
僕は、MasterCard なので、
試しに計算してみたら、
引用:Mastercard Currency Converter | Currency Exchange Rate Calculator
現時点、こんな感じ。
- Amount :「 1 」っていれたら、1ポンドあたりの金額がでる
- Bank Fee:「 0 」でオッケー
赤枠で囲っているところに、
1ポンドあたりの日本円のレートが書かれてる。
いま、説明したのは、
紹介した計算式でいうところの
= 国際ブランド基準レート× 使った外貨額 × 海外事務手数料(%)
赤字部分。
これに「海外事務手数料」がかかってくる。
海外事務手数料の確認方法
さきほど紹介した
aumo のページにも書かれてるけど、
wise のこの記事の方がわかりやすい。
僕の場合、
JALカード(三菱UFJ)なので、
海外事務手数料は、2.20% 。
いま説明しているのは、赤字の部分。
= 国際ブランド基準レート× 使った外貨額 × 海外事務手数料(%)
ということで、まとめると
= 国際ブランド基準レート× 使った外貨額 × 海外事務手数料(%)
= 166.65円×1ポンド×2.20% = 170.31円
という感じになる。
取引相場が、161.87円だから、
8.44円が手数料。
まぁ、
高いと感じるか感じないかは、
あなた次第です、
って感じ。
ふつーに高いわ。
以上を踏まえて、ちょっと計算してみた
クレジットカードで、
MA の授業料、
Pre-sessional の授業料、
を支払ったら、
取引相場よりどのくらい高くなるか、
差額を計算。
UCL PASHE
11week course
£7,200 × 8.44円 = 60,768円
8 week course
£6,600 ×8.44円 = 55,704円KCL Pre-sessional Course
11 week course
£6,600 × 8.44円 = 55,704円
6 week course
£4,360 × 8.44円 = 36,798.4円UCL Education MA
£26,600 × 8.44円 = 224,504円KCL Education, Policy & Society MA
£19.740 × 8.44円 = 166,605.6円
これは取引相場と比較した金額。
他の手段も手数料が
かかってくる場合が多いと思うから、
それは各自の他の支払い手段も計算して、
どっちにするとどのくらい差額がでるかを、
計算した方がいい。
ちなみに、wise の場合は以下。
回し者じゃないけど、参考までに。
wise の手数料は、0.60%(上記リンク参照)。
つまり、100万円をポンドに両替したら、
6000円の手数料。
ちなみのちなみに、
現時点で、
wise で 100万円をポンドに変えたら、
6139.92ポンドになる。
手数料は、5,964円。
6139.2ポンドを、
JALカード(MasterCard)で支払うと、
= 166.65円×6139.2ポンド×2.20% = 1,045,605.83円
になる。
手数料だけみると
JALカード :45,605.83円
wise :5,964円
差額 :39,641.83円
AirPods Pro(30,580円)を買ってもお釣りがくるのか。
んー、wise、安いな。
wise、ここから口座開設してくださったら、
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手数料無料クーポンの利用方法について | Wise ヘルプセンター