King's College London、オファーいただけた

Conditional だけど。

tt125.hatenablog.com

このように動いたこともあってか、
実は、5月10日、
MA Education, Policy and Society
のProgramme Directorの先生から、
メールをいただけてた。

I am writing to let you know that I have recommended that you receive an offer

まじかー、うれしいなぁー

2021年12月10日に出願して、
ちょうど5ヶ月に先生から連絡。

ちょっとわけあって、
あー、この先生のいるところで、
学びたいなーってすごく思ったのもあるし、
Pre-sessional の締切が迫ってるし、
UCLからオファーが
いただけるかどうかもわからん状態だし、
このプログラムがいいな、って思って、
前向きな内容でご返信。

でもね、、、、

One concern is whether the Admission Office will contact me before 16 May, as I only have an IELTS of 6.5 and I will need to take a pre-sessional course. I hope to receive an offer by 16 May, which is the deadline to apply for the Pre-sessional course.

なんだよ、、、

って返したのもあってか、
昨日から立て続けに
Admission Office から連絡がはいり、
今日、正式にオファーをいただけた。

そして、Offer を Accept させてもらった。
そして、5月16日締切のPre-sessional に申込んだ。
Offer Accept の期限は、
2022年6月11日までだけれど、
もう状況的にここだな。

これは、多分、運命だ。
現状の様々な要素を考えたとき、
まだ余裕や可能性はないことはないけど、
「これに導かれてるな」な感じ。
人生の節目節目で、
そう思うことが時折起こる。
そういうことを大切にして、
今までここまできたもんな。

決まった。

King's College London
MA Education, Policy and Society

僕がこれから頑張る方向。

でも、実は、まだ、
スタートラインにも立っていない。
Pre-sessional で条件を満たすか、
26th August 2022 までに IELTS 7.0 を取るか。
この条件をクリアしなければ、
スタートラインにも立てない。

条件の問題もそうだけど、
実質的な中身の問題として、
入学後の英語を使った意思疎通、
英語での聴解読解も非常に不安だ。
知識量的にも、もっと増やさねばならない。

これからの手続き的なこと、
英語学習と専門知識とアカデミック知識、
その下準備をどうバランス良くやるか、
色々考えて行動していきたい。

応援してくれた人、
励ましてくれた人、
祈ってくれてた人、
みんなにありがとう。

そして、
ここまで支えてくれた人に、
深い感謝。

さあ、スタートだ。

 

IELTS コンピューター版の価格等が実施団体によって違う件

£1 = ¥160.78

£3,400ほど換金。

ふと眺めていたら、
IELTSコンピューター版の受験料が、
実施団体によって異なっていることを発見。

  • ブリティッシュ・カウンシル:27,500円(税込)
  • IDP:26,400円(税込)
  • 英検:25,300円(税込)

ん?と思い調べてた。

以下、受験料が高い順。

ブリティッシュ・カウンシル

受験料:27,500円(税込)
支払い方法:クレジットカードでのオンライン決済のみ
      Visa・MasterCard・Diners Club・JCB
          American Express・Discover Card、
      debit card、PayPal
申込締切:希望試験日の3日前(日本時間の0:00am)
     ※3日前が土・日・祝日にあたる場合はその前の平日
キャンセル:試験日の5週間前まで
      受験料の75%返金(ということは、6875円)
      5週間前経過後は、キャンセル・返金ともに不可
      特別な場合は返金の場合もあり
IELTS試験形式について | ブリティッシュ・カウンシル

IDP

受験料:26,400円(税込)
支払い方法:クレジットカードまたはコンビニ払い
申込締切:空席がある場合、試験日の3日前まで可能
     ※3日前が土・日・祝日にあたる場合はその前の平日
キャンセル:締切期日はテストセンターにより異なる
      手数料6,050円
      期限日経過後、キャンセル・返金ともに不可
      特別な場合は返金の場合もあり

IELTS受験料・諸費用|英語検定・試験のIELTS公式サイト

英検

受験料:25,300円(税込)
支払い方法:クレジットカードでのオンライン決済のみ
      Visa・MasterCard・Diners Club・JCB・Discover・American Express
申込締切:試験日の3日前の9:00まで
     ※3日前が土・日・祝日にあたる場合はその前の平日
キャンセル:試験日の5日前の23:59まで
      手数料を引いた金額が返金:手数料6,300円
      期限日経過後、キャンセル・返金ともに不可
      特別な場合は返金の場合もあり

IELTSコンピューター版 公式サイト|英検協会

はぁ、、、なんだこの違いは?

IELTSの試験内容が変わるわけでもないし・・・

と思い、各実施団体さんに問い合わせてしまった・・・

結論、実施団体で受験料を設定してよいから違う、ってだけ。

そう、ただ、それだけ。

でも、実施団体によって他の面も違う。

ブリテッィシュ・カウンシルさんで受けるメリット・・・

クレジットカードを持っていない人は
IDPがコンビニ払い対応してるの
ありがたいだろうなー。
でも、英検の方が 1,100円安いから、
学生さんとかは迷うところかなー。

ちなみに、IDPさんが
すんっっごく丁寧に回答してくれて、
参考になったので、ちょいとご紹介。

<運営団体について>

IELTSはCambridge Assessment English(本社:イギリス)、British Council(本社:イギリス)、IDP(本社:オーストラリア)の3社が共同開発・所有する試験です。

Cambridge Assessment Englishは試験の作成を、British CouncilとIDPが世界各地で現地の学校などと提携しながら試験を実施しております。

日本では弊社IDP(実施団体:JSAF、北九州予備校)と、British Council(実施団体:日本英語検定協会、UK Plus)がIELTSを実施しており、ご連絡をくださったのは【IDPのカスタマーサポート】になります。

予約窓口、予約画面、試験会場、試験日は異なりますが、まったく同じ公式のIELTS試験ですのでご安心ください。

引用:問合せの返信

へーーー、知ってたけれど、
改めて見るとわかりやす!

<受験料について>

団体により受験料が異なる理由につきましては、British CouncilとIDPは異なる民間企業であることから、それぞれが独自の特典を考案したり、試験対策セミナーを実施したり、受験会場の規模や運営スタッフの人数などが異なる為、団体ごとで受験料が異なっております。

引用:問合せの返信

なるほどなるほどー!!!

そして、IDPはこんなことやってるよー、
こんな特典あるよー、って教えてくれた。\(^o^)/

\IELTS試験会場で唯一、事前の見学とコンピューター操作が可能!/

IDP-IELTS東京テストセンター(東新宿)では、テスト会場内で実際のコンピューター操作の体験もしていただける『見学会』も実施中です。【ノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォン】でリスニングテストがさらに快適に!

https://ieltsjp.com/japan/about/test-centre/tokyo

見学会:https://ieltsjp.com/japan/about/test-centre/open-house

\IDPの予約特典♪/

IDPを通じてIELTSを予約して頂くと、5時間分の【IELTS試験対策動画】や、マッコーリー大学監修のIELTSオンライン対策コースなど予約特典の試験対策もぜひ試験対策にご活用下さい!

https://ieltsjp.com/japan/prepare/special-offers

\IDPの試験対策Zoomセミナー♪/

IDPでは独学で頑張る受験生応援企画として、毎月無料で試験対策Zoomセミナーを実施中です。どなたでも参加可能です。よろしければぜひご参加ください。

◆5月10日(火)日本時間19:00~20:00 ~Welcome to IELTS!!はじめてのIELTS!世界に選ばれるテストの魅力と勉強法〜

◆5月19日(木)日本時間20:00~21:00 ~OA6.5以上を目指すためのIELTS対策の全体戦略とは!〜

◆5月26日(木)日本時間19:00~20:00 ~IELTS Expertが伝授するIELTS Speaking対策 in English〜

詳細&お申込みはこちら:https://ieltsjp.com/japan/prepare/free-practice-materials/webinar

引用:問合せの返信

ちなみに、、、じゃぁ、
ブリティッシュ・カウンシルや英検が
こうしたことをやっていないか?
というと、用意してくれてるんだけどね。

www.britishcouncil.jp

www.eiken.or.jp

けど、メールには書いてなかった。

IDPさん、さすが!な対応。

英語学習、IELTS学習について振り返り その4 プログリットを契約した理由

そういうわけで始めた英語学習。

この記事は、
IELTS学習の下準備ともなった
プログリットさんのビジネスコース、
その契約までのことについて。

英語の勉強を始めるにあたって、
最初は独学でやろうと思って、

 

こんな本を見ながらどう学習しようか考えてた。
けれど、学習方法を定めるのも時間がかかる。
仕事をしていないとはいえ、
英語学習に時間を投下できる期間は限られてる。
方法を探す時間に多くを費やすこと、
間違った方法を知らずに採ってしまうこと、
は避けたかった。

できれば、他者に評価をもらいながら、
自分に最適の方法を選びたかったし、
すでに英語を使える人たち、
すなわち、英語学習における方法の、
良し悪しを知ってるであろう人に、
アドバイスをもらうことも良いことだろうと思った。

自分の頭で考えることはできる。
けど、他者の思考を吸収する機会というのは、
なかなかない。

ということで、英語コーチングサービスの利用を考えた。

  • ライザップ・イングリッシュ
  • English Company
  • プログリット

この三社に絞った。

この三社とも無料カウンセリングを受けようと思っていたけれど、
English Company と プログリットの
無料カウンセリングで満足したことで、
ライザップでカウンセリングをするのが面倒になって、
ライザップは候補から外した。

HP上で見ている限りでは、
English Company がいいなと思った。

けど、無料カウンセリングを受けて、
その印象は変わった。

English Company の方が

  • コーチングがゆるそう
  • 学習方法が自分でも思いつきそう

という印象を受けた。

English Company で無料カウンセリングを受けたとき、
「どのくらい英語学習に時間を割けばいいですか?」
と質問したとき、3時間くらいという回答だった。

もちろん、プログリットのHPにも、
3時間を3ヶ月みたいな文句はでてるんだけど、
実際無料カウンセリングをしたときに同じ質問をしたら、
「逆に何時間割けますか」と質問された。
「んー、仕事していないから
割こうと思えば割けますけど、
最低何時間くらい割けばいいと思いますか?」
と聞き返したら、
「できれば、5時間。4時間は確保して欲しい」
と言われた。

ハードにコーチングしてくれそう、という印象、
こうやって相手の状況を踏まえて、
話し合いをしながらこの先のコーチングも進むのかな、
と思った。

もちろん、担当さんによると思う。
English Company さんにもそういうカウンセラーさんは、
存在するんだろうと思う。

けど、現実、目の前にいる、
こういうやりとりができる人に、
コーチングをしてもらいたいと思った。

そして、学習方法の説明。
時間も経っているのでうろ覚えだけど、
English Company さんの説明してくれた方法は、
従来、学校で勉強してきた方法に似ている、
そんな印象を受けた。

一方、プログリットさんでは、
英語習得の仕組みの説明を受けた後で、
そこに向けた方法、
例えば、シャドーイングだとか、
多読と精読とか、
その方法も、その効果も含めて、
説明をしてくれた。
その方法を知らなかったわけではないけれど、
英語学習の全体を俯瞰し、
その関連性を踏まえて、
具体的に学習方法に落とし込む方法は知らなかったし、
それはとても面白そうだな、と思った。

もちろん、English CompanyのHPにも、
プログリットで受けた説明のようなことは書いてある。
だけど、無料カウンセリングでの納得感は、
プログリットが上だった。

ということで、プログリットで
3ヶ月間ビジネスコースを契約することにした。

50万円近くを一気に支払うとき、
すこーし「いいのかな?」って不安もあったけど、
今振り返っても「よかったな」って思えてる。

King's College London、結果が出る前にPre-sessionalコースが締切られる危険

King's College London、
またの名を
キングズ・カレッジ・ロンドンという。

彼此、5ヶ月前、そう、ちょうど5ヶ月。

僕はこの大学の

  • Policy Studies in Education MA
  • Education Management MA 

という2コースにアプライした。

あれから、彼此、5ヶ月、
そう、ちょうど5ヶ月が経った。

未だに、結果は来ない。

結果が遅いことについて、
僕は全然構わない。
おそらく大量の出願者で四苦八苦してるか、
担当が変わって効率が悪くなっているか、
それがブリティッシュスタンダードなのか、
いずれにしても、
そこでイライラしても仕方のないことだ。
僕はそういうのんき者。

しかし、だ。

問題は、
プリセッショナルコースの締切が迫ってること。

これは、少し焦る。
必要要件であるIELTS 7.0を
満たしていないからだ。
そんな僕は、オファーをいただけたとしても、
プリセッショナルコースを受けねばならぬ。

なのに、だ。

結果が来なければ、
プリセッショナルに申し込むことができない。

僕は4月16日・17日の受験で、
IELTS 6.5 が取れた。
その前は、6.0だった。

6.0 の人は、11週コースを受けねばならない。
たまたま、今回 6.5 取れた僕は、
6週間のコースでよいのだが、
できれば、11週コースで色々勉強したい。

引用:

11-week Face-to-Face Pre-sessional - King's College London

4月27日、そろそろ黙ってられないなー
と思い アドミッション・オフィスに連絡。

遅い?うん、僕もそう思う。
もっと早くすればよかったかもな。

内容は

  • いつ結果が来る?
  • 僕はPre-sessional の11週に申込みたい。期限が過ぎても申し込めるのか?

というもの。

2つめの質問にはもちろん、

あなたたちの選考が遅いことが理由で、
僕が申し込めないんだから、
そこは考慮してくれるよね?

みたいな気持ちが含まれてる。

イギリス人は我々日本人同様、
空気を読む文化の持ち主である。
きっと理解してくれるだろう。

Policy Studies in Education MA
から返信が来たのは、
GWの終わり頃、5月6日だった。
まぁ、GWだから仕方がない。
だよね。

Thank you for your message and for supplying your documents. I can confirm that these have been received and that they have been added to your application for consideration. 

Please accept our apologies for the delay in providing you with a decision on your application. Your application is currently being assessed by the admissions tutor, and we hope to be able to provide you with a decision soon.

引用:返信メッセージ

おー、そういうことね?
we hope to be able to provide you with a decision soon.
って、そのweには僕も含まれてるかな?

って、、、、

11週の申込期限過ぎとるやんけ、余裕で。

そして、別メッセージで2点目の質問への回答が。

Thank you for your query regarding the pre-sessional courses at King’s College London. As you are still being considered for Education Policy and Society MA (Full-time), you are not yet eligible to apply for a pre-sessional course as they are only available to those who hold an offer for a main degree programme. We, unfortunately, will not open a second round of application for pre-sessional courses after the deadline.

引用:返信メッセージ

ほうほう、なになに?

  • 君はまだ検討段階
  • プリセッショナルに申込む資格はない
  • オファーをもらった人間しか申込ない

ふむふむ、、、

、、、、!!!!

We, unfortunately, will not open a second round of application for pre-sessional courses after the deadline.

締切過ぎても二次募集は行わないだと!!?
そ、、、そんなバカな・・・
そこは、厳格なのか!ブリティッシュ〜〜!!

もう、、、言いつけてやる!!!

と泣きつかんばかりに、
エージェントさんにメール。

1 僕のように結果の通達が遅くてPresessionalに参加できず、その大学に行けなかったという前例はありますか
→はい、審査結果が出るまでにPre-sessionalコースの申し込みが締め切られてしまった場合は、直接入学に必要なIELTSを取得することが求められるため、要件が高いとスコアを取得できず、その年に進学が叶わなかった方がいらっしゃいます。

2 このような状況と今までのご経験を踏まえて、何か良い方法などはありますでしょうか
→弊社としても何かお力添えしたい気持ちはあるのですが、残念ながら大学都合の審査遅延につき、具体的な解決策がございません。
今回の問い合わせを受けて両大学が審査結果を早急に発表することを祈るばかりですが、Pre-sessionalコースに参加できなかった場合に備えてIELTS対策にご注力されることをおすすめします。

まぢかーーーーーー、こわ!!!

ちなみに、同様の問合せを
UCL Educational Leadership (In-service) MA 
KCL Education Management MA
にも送ってた。

UCL担当の方の返信趣旨は以下。

  • 状況を伝えて判断を早めてもらうことをお願いしてみる
  • 私にできることはそれで、プリセッショナルについて影響力はない

もう一つのKCLは、

  • 今判断しているところ
  • ここまで時間がかかっているということは審査の対象であるということ
    (だから、受かる可能性十分あるから待ってね)

プリセッショナルに関する答えはなかった。
もちろん、
教えてくれてありがとうだけど、
プリとの関係はどうなる?
って追質問メールを投下したが、返信はない。

結論

  • プリセッショナルコースの申込期限までに結果が出ないことで、プリセッショナルコースに申込できず、断念せざるを得ない場合もあるようなのでご注意を。
  • 動きがスローモードなので、最速はお早めに。
  • プリセッショナルコース受けるからいいし、プリセッショナルコースの申込要件のIELTSは取得してるからいいやーって油断せず、できる限り高いIELTSスコアをゲットしておくことがおすすめ。

英語力を少しでもつけたい、
アカデミック英語を勉強したい、
という動機での11週コース受講はかなわないが、
僕は、幸い、たまたま、ラッキーなことに、
4月16日・17日で受験したIELTS で
6.5 が取れたので、
まだ望みはありそうですが、
これ、もし、6.0 のままだったら死んでたな・・・

引用:Preparation for Academic Studies in Higher Education | IOE - Faculty of Education and Society - UCL – University College London

引用:

6-week Face-to-Face Pre-sessional - King's College London

は、まだ間に合うので、
もう少し、祈りを強めにして
祈る毎日を過ごそうと思います。

本|シン・ニホン

本|£1 = ¥161.06

最近の為替値動きで思ってること。
ダレカウラデテヲマワシテルナ・・・

 

2020年の本。

これは、事典扱い。
僕のような頭の持ち主は、
こんな膨大な量のデータ、
課題、解決案は頭に残らぬ。

けど、読んでいる間中、
あーーー、頭に残してー。
って思うことがやまほど。

だから、必要に応じて、
時々で拾わせていただくのが
僕にはちょうど良い活かし方になるな。

しっかし、日本は課題山積ですな。
ちょうどこの本を読み始めた頃、
弟がこの動画面白いって送って来てくれたんだけど、

 

この中室先生がおっしゃってること、
僕が普段から思っていること、
総合して至る感想は、
「こんな人たちがここまで言ってくれてて、
こんな僕なんかが理解できて、
こんな僕ですら肌感覚で、あるいは現場で、
同様のことを感じているのに、
なぜ世の中は変わらんのだ?」
だな。

ひろゆきさんがいうには、
有権者として力を持つ高齢者層をみて、
政治家が政策を決めているから
(と僕は理解)
とのことだけどさ。

僕が教員をしていた頃、
高校魅力化プロジェクトを推進しようとしていた時期があった。

miryokuka.com

島根県隠岐島前高校がその取り組みで有名。
その他、全国の過疎地域でこの取り組みが行われてる。

簡単にいえば、

地方の人口流出
仕事がなくなる
さらに流出
子供がいなくなる
地域に高校がなくなる
子育て世代の親は教育機会が充実している都市に移住する
さらに人口流出

という負のスパイラルを食い止める施策。

高校が近くにない、
子供は長距離長時間かけて
高校に通わざるを得ない。
そんなだったら、
小学校、中学校のうちから、
近くに高校のある場所に住んだ方がいい。
高校がなくなる規模の町の経済状況を考えても、
親の働き口だって確保しやすい。

だから、地方にとって、
高校の存在は大きい。

その地域の魅力を活かして、
都市部から生徒に来てもらう。
もちろん、地元の子供達にも選んでもらう。

そのために改革をする。

地方自治体、教育委員会(学校)、住民が、
三位一体となって取り組む。

言い出しっぺは、地方によってそれぞれ。
危機意識の高いところが声を上げて、
全体に広がり成立してる。
つまり、地方自治体から声が上がることもあるし、
住民(地元商工会議所とか)からってこともある。

そんな取り組みなんだけど、

これね、この三者がそれぞれ
真面目にやる気にならないと成立しない。
そして、僕らの場合はそれがうまくいかなかった。

その時に感じたのは、危機感の薄さ。
今という時間軸しか見ていない視野の狭さ。
わかっていたとしても、
今という時間軸、
それは担当者のキャリアだったり、
今目の前にいる人たちの声だったり、
を優先してしまう保身や保守的思想。

そんなのが原因だった(と個人的に思ってる)。

別に、それを否定的に語ってるつもりはない。
事柄には多様な視点がある。
多様な視点の中から、何を選ぶのか、
という決断の問題だったりする。
彼らはそれを選んだだけで、
それを大切にしたいという価値観をもっているだけ。

「未来を思う」ということに正義を置いている人と
「今を波風立てずに」という人とでは、
選択が違って当然。

で、ね。

このシン・ニホンに書かれている山積する課題も、
その対処方法が一向に進まないことも、
構造が質的に一緒だなーって。

この高校魅力化プロジェクトを通じて感じたのは、
中途半端にもう少し大丈夫そうな地域ほど、
このプロジェクトはうまくいかないんだなってこと。
そして、このプロジェクトがうまくいってる地域は、
切羽詰まっていることが自覚されているということ。

今の日本もそういう状況なんだろうな。
なんだかんだいってるけれど、
世界的に上位層にいるし?
生活だって回ってるし?
あえて、波風立てんでも?
って当たりなんだろうな。

この手の現状の課題を並べてくれて、
その対策を考えてくれてて、
未来を思って、
著者の豊富な知識と見識の結晶を、
披露してくれている本には、
決まって過去の日本人が、
這い上がって来たストーリーが書かれてる。
だから、頑張れば、俺らはできる、
と鼓舞してくれる。

諦念じゃないけど、
そのたびに思うのは、

日本人ってどん底まで落ちないとわかんないよね?

ってことだったりする。

黒船が来るまで鎖国してて、
やべーーーってなってさ。
自分たちの国の存亡がかかってる。
ってなってからの急激な成長。

第二次世界大戦の敗戦も同様。

高校魅力化プロジェクトもそう。
まぁ、このプロジェクト自体への評価は別として、
本当にやばくならないと動かないのは一緒。

まぁ、僕も人のことはいえんか。
基本、やばくなってから
動き出す人間だった、そういえば、汗

けどな、
世の中は複雑化する一方だし、
人材獲得合戦で優秀な人は海外に行っちゃうし、
ギリギリになってからで間に合えばいいけどな。

別に牧歌的な暮らしを選ぶのも一つの選択だけど、
あらゆる面で世界において
今の日本の地位を維持したいと思うのであれば、
当時先進国だった国で、
時代の流れに乗れなかった国が、
現在どうなっているか、ってことは、
意識しておこう。

安宅さんや中室先生のような力はないけど、
自分の持てる規模で頑張っていこう、
そう思わせていただいた本でした。

英語学習、IELTS学習について振り返り その3 僕のバックグラウンドから今まで

そもそもなんで英語学習を始めたのか。
始めた頃にはどのくらいの英語力があったのか。

今日は少しそんなことを書いておこうと思う。

北海道の地方都市で生まれ育った。

一生懸命育ててくれたし、
不自由な思いはそうなかったけど、
決して裕福といえる家庭ではなかった。

特に教育に力を入れてた家庭ということもない。

なぜか知らん、中学校までは、
それなりの成績が取れて、
管内でいちばんの進学校に入学できた。

入学した頃は、学校内で中位のところにいたけど、
ほどなくして、深海魚になった。

中学校の頃から、
社会科が好きで社会の教員になりたいと思ってた。
だから、社会ばかり勉強していたら、
高校1年の担任が「英語を勉強しておけ」という。

  • 社会を勉強していても受験のとき大した役に立たない
  • 理系でも文系でも英語は必要になってくる

という理由。

深海魚になってから、
他の教科はほとんど勉強しなくなったけど、
英語だけは少しやってた。

高校3年になり、進路選択が目の前に来てから、
焦って勉強をやり始めた。
英語と国語と社会のみで受験できる、
そんな大学にしか入れなかった。

英語教員の免許が取れる大学になんとか合格。
大学2年のとき、交通事故を起こし、
やっと気持ちを入れ替える自分になる。

そこから英検2級の勉強を開始。

 

大学受験の際に使ったこれ1冊だけを、
ひたすら音読して、
たぶん3ヶ月くらいで2級はクリアできた。

大学3年になり、教員採用試験も近づいてくる。
当時、英検準1級取得者は、
専門教科試験の免除規定があったので、
英語力をつけるためにも、
一般教養の試験対策に集中するためにも、
英検準1級を取得しようと思い立つ。

取得できたのは、約2年後。
大学を卒業して1年目。
当時、一生懸命やっていたつもりだが、
今の規模感で勉強していたら、
もっと早く取れただろうと思いつつ、
そのくらいの時間はかかった。

そして、英検準1級取れたのだから、
とその流れで、何の対策もせず、
TOEICも受けてみた。

正確な数値は埋葬したので覚えてないが、
確か、460点台だったはず。
英検準1級とったのに、、、
ととてもがっかりした記憶がある。

そして、大学卒業後1年おいて、
英語教員として私立高校で採用をもらった。

この時点で、英語が聞き取れるわけでもない。
もちろん話せるわけでもない。

僕の勤めていた学校は、
勉強の苦手な生徒が集まる高校だった。
教える内容が簡単なので、
より英語力を向上させることなく、
簡単な英語をいかにわかりやすく説明するか、
英語に苦手意識があったり、
興味を持たない生徒たちに、
いかに授業を楽しく感じて参加してもらうか、
そのための教材はどのように作ったら良いか、
そんなことばかりやってた。

そして、20年の教員生活を終え、
2020年8月から英語学習を開始する。

自業自得なのは重々承知だが、
「お仕事はなにを?」
「教員です」
「え、教科は?」
「英語です」
「えーー、すごい!英語ペラペラなんですね!」
なんてテンプレにずっとコンプレックスがあった。

教員を退職した理由は、
また別のところにあるけれど、
退職したあと、何をするか?
という中の一つに、
このモヤモヤしたものを解消したい、
というのがあった。

そんなところからのスタート。

今は、大学院を目指しているけれど、
2021年には海外の語学学校を転々としようと思ってた。
そこで本格的に英語力を高めたいと思っていた。
けれど、それまでの間に、
少しでも日本で英語力をつけておいたほうがいいと思い、
2020年8月からプログリットさんにお世話になって、
英語学習をすることにした。

www.progrit.co.jp

当時のプログリットさんでは、
学習前と後の成長をはかるために、
受講開始直後に、VERSANTの受験があり、
成績はこんなもんだった。

3ヶ月間のビジネス英会話コースを受講。
1日4時間〜5時間ほど毎日休みなしで勉強することになった。

コース終了時の成績は以下。

ちなみに、VERSANT のCEFR換算表は下記。

www.versant.jp

このビジネスコースが2ヶ月過ぎた頃、
担当のコンサルさんに
大学院の可能性を指摘してもらう。
そして、IELTSを本格的に勉強開始。
もう3ヶ月、プログリットさんで契約を決めた。

2020年11月から1月まで、
IELTSコースで1日6時間の学習を確保。
5時間の日もあったが、これも休まずに。

2020年12月、
IELTS公式の模試である、
IELTS Progress Check を受験。

OA    5.0
L        5.5
R        5.5
W       4.5
S        4.5

2021年1月に入ってIELTSを初受験。

2021.01.16
OA     6.0
L        6.5 
R        6.5
W       5.0
S        5.0

1月いっぱいでコース終了。
4月まで学習を続けて受験。

2021.04.10
OA      6.0
L         6.5 
R        6.5
W       5.5
S        6.0

以来、最後の受験日から、
73176分 = 1219.6間。
1日平均3.28時間。
を経ての成績。

2022.04.16

2022.04.17

 

OA、各セクションの変化をみると以下のような感じ。

Overall        6.0   →   6.0   →   6.5   →   6.5
Listening    6.5   →   6.5   →   6.5   →   6.5
Reading      6.5   →   6.5   →   7.5   →   6.5
Writing        5.0   →   5.5   →   6.0   →   6.0
Speaking    5.0   →   6.0   →   5.5   →   6.0

現時点、ここまで。

まとめると・・・

  • 大学2年 英検2級
  • 大学卒業後1年目 英検準1級
  • 以降、英語は約20年一切勉強せず
  • 2020年8月   Versant 48
  • 2020年10月 Versant 51
  • 2020年12月     IELTS OA 5.0
  • 2021年1月  IETLS OA 6.0
  • 2021年4月        IELTS OA 6.0
  • 2022年4月       IELTS OA 6.5
  • 2022年4月       IELTS OA 6.5

2020年8月から今日までの学習は、
644日 2755時間9分。
1日平均 4時間16分。

そんな感じ。

英語学習、IELTS学習について振り返り その2 コストの話 〜 時間とお金 

1年9ヶ月、2732時間英語学習を続けて、
IELTSオーバーオール6.5に
やっとたどり着いた僕がこの時点で振り返る
英語学習、IELTS学習のあれこれ。

tt125.hatenablog.com

今回は、時間とお金の話。

いやー、英語学習はとにかく、
時間とお金がかかる。

これはほんと覚悟した方がいい。
誰も教えてくれなかったこと。

英語学習を初めて、
半年経って、1年経って、
全然英語力が伸びなくて、
めっちゃ落ち込んで、
「英語力 伸びない」
とかでググったくらい伸びない。

一時期「僕には向いていないのでは?」
「僕はバカなんじゃないか?」
って落ち込むことが多々あったけれど、
それは違うということに気がついた。

そのきっかけになったのがこの記事。

dokugakuenglish.com

通訳翻訳者のエバンス愛さんが、
ご自身の英語学習を振り返ってる。

引用:1日に何時間勉強すれば英語が上達しますか?に対する通訳翻訳者の答え

17000時間ってさ・・・

そのほかにも、

英語学習 10000時間 - Google 検索

でググったら、
そんな話山ほど出てくる。

みんな頑張ってるんだ。

でもさ、ちまたには、
3ヶ月でうんたら、とか
この方法で劇的に!とか
そんな情報もやまほどある。

それが嘘か本当かは知らん。

そういう人もいるでしょうさ。

けど、それはね、きっと素地が違う。

例えば、

  • 幼少期から英語に触れる環境がたくさんある
  • 小中高校生時代に勉強をたくさんした
  • 親が教育熱心だった
  • 英語学習にお金を投じることができた
  • 自分に合う学習方法を早く見つけられた

こういう人は、伸びやすい傾向にあると思う。
ない人に比べて。

でも、そういう人だって、
苦労をしているんだろうし。

小中高校生時代、
周りが好き勝手のほほんとしてた時に、
一生懸命勉強してた人だっているしさ。
幼少期から海外経験あっても、
その陰で海外生活に慣れずに苦労したり、
日本に戻ってアイデンティクライシスになったり、
そんな人だっているはずだし。
親が教育熱心でプレッシャーがきつかったとか。
英語力を維持する努力、さらに向上させる努力を、
している人が多いように見受けられるし。

だからね、そういう人を一方的に羨んじゃいけない。
みんな、遅かれ早かれ、苦労してる。
同じゴールを目指して進んでいるわけで。

話を戻すけど、

とにかく英語学習は時間がかかる
ということがわかった。

そして、これを短縮する手段の一つに、
お金があると思った。

「結局、金かよー」
「お金がある人はずるい!」

とかそんなことをいいたいんじゃなくて。

例えば、

  • 参考書を手に入れられる人とそうじゃない人
  • オンライン英会話を利用できる人とそうじゃない人
  • 海外で英語を使う機会を作れる人とそうじゃない人
  • コーチングサービスを利用できる人とそうじゃない人
  • 仕事をしないで英語学習だけに集中できる人とそうじゃない人

全然違ってくるよね。

今の時代、
お金を払わずに英語学習する方法は、
山ほどあって、
参考書だって新品じゃなくても、
メルカリで安く買えるし、
オンライン英会話じゃなくても、
地元の英会話サークルみたいなの探したり、
ALTで来日している人と友達になったり、
会話する機会は作れる。
コーチングサービスを使わなくても、
英語学習方法を書いたサイトは山ほどある。

けど、お金を払えば、
それが効率的に手に入る。
自分で調べたり、関係を作る時間を省ける。

これは英語学習だけに限ったことじゃないけれど、
そういうもんだと思う。

「払えるお金がある人はいいよなー」

って思わなくもないけど、
払っている人の多くも、
無尽蔵にお金があって

「こんなはした金!」

って払ってる人なんて少ないだろうし、
そのお金があれば、
娯楽やなにかに使えるのに、
英語学習のためにつぎ込んでるんだと思う。

そして、払える人を羨んでてもいいけど、
あまり精神的にいいものでもないから、
いま与えられている環境に感謝しつつ、
自分の最大限でやることが大事なんだろうと思う。

話があっちゃこっちゃいってるけど、

つまり僕が言いたいのは、

英語学習は、とにかくコストがかかるってこと。

時間もかかるし、お金もかかる。
お金をかければ、
時間を多少短縮できるかもだけど、
お金を払うのも苦労が伴うし、
かといって、
お金をかけずに地道にやるのも時間がかかる。

 

あと、英語学習は、
コスパがいいかどうかがわからない
ってことも思った。

よく、英語ができれば・・・、
っていうけど、
基本的な能力があっての話じゃん?

例えば、英語の先生。

英語力がどれほど高くたって、
英語の教え方が下手くそだったら、
「あいつの授業つまんねーんだよ」
「あいつ、自分ができるからってさー」
って生徒から言われかねん・・・

例えば、外資系コンサル。

「あの人、英語は堪能なんだけど、
スキルも経験もないし、
マネジメントの力もないし・・・」
とかさ。

英語ができれば収入が上がるなら、
世界中の英語話者はみんなリッチなはずだけど、
オンライン英会話で教えてる先生たちの時給とか、
ネイティブじゃない講師の先生なんて、
1000円程度だよ。

www.tosho-trading.co.jp

何かスキルがあるかとか、
どこのマーケットでそれを生かすかとか、
その上で、英語ができる、
があって成立する話でさ。

まぁ、下記サイトの数値も、
人によるだろうけど、

shikakutimes.jp

その方がコスパがいいって考え方もありよね。

だらだら書くのはこの辺にしておくとして、

つまり、僕が思ったのは、

  • 英語学習は時間がかかる
  • 場合によって金がかかる
  • なんとなーく英語やろーってするもんじゃない
  • それなら別のことやった方がいい場合もある
  • それでも英語をマスターしたいと思うなら覚悟した方がいい

ということ、ってこと。

英語学習、IELTS学習について振り返り その1 それぞれのやり方で

2020年8月から英語学習、
2020年11月からIELTS学習を開始。
2021年1月にIELTS初受験時、
オーバーオール5.0だった僕が、
2022年4月、
約1年9ヶ月かけてやっと、
オーバーオール6.5まできた。

今日までの学習時間は2732時間。

ここまで英語学習をやってきて感じたこと。

数回に分けてまとめておこうと思う。

しばらくは前提となる部分の感想。
例えば、時間やお金、環境、性格など。

今日は、学習方法について感じたこと。

科学的に検証して、とか、
私はこんな方法で、とか、
巷にはたくさんの英語学習法が溢れてる。

けど、僕が思ったのは、
そうした情報を参考にしつつ、
自分に合う学習方法を見つけるのが大事、
ってこと。

感想として、
科学的も全幅の信頼は置けないと思ったし
個人の経験は、様々な要素が相俟って、
たまたまうまくいったってことだなと思った。

「科学的」という言葉。
もちろん万人に共通して有効なものもある。
けど、ただ平均値を取っただけとか、
こういう環境下でこうだったとか、
そういうのを抜きにして、
「科学的」って枕詞をつけて、
もっともらしく書かれているものもある
という感想。

個人の経験も、
素地によって有効度合いが変わってくる。

お金のある人はお金を使って効率的に学習できる。
時間の取れる人は集中投下で効率的にいける。
細かいことにこだわってしまう性格の人は、
英語学習とは違う部分(綺麗にノートを作るとか)
で労力を割いてしまいがちかもだし、
内向的な人は間違いを恐れて、
人前で英語を話すことを避けがちかもしれない。
そうすると必然伸びは時間がかかる。

お金のない人にお金を使う方法を伝えても、
無い袖は振れない。
内向的な人に「外交的になれ!」っていっても、
心がけはできるかもしれないけれど、
それでも、それを素地として持っている人と、
そうなろうとしながらしている人では、
明らかにパフォーマンスは違うと思うし、
できないこともたくさんある。

じゃぁ、自分に合うやり方って
どうやって見つけるの?
って、それはもう自己分析しながら、
試すしかない。

失敗を恐れず、外国人とたくさん喋ろう!!

って言われて、努力してやってみればいい。
それができるようであれば、
その方法は確かにいいかもだけど、
もう自信をなくしてなくして仕方ないようなら、
そんなのにこだわる必要はないと思う。

時間はかかるかもだけど、
自信をつけてからやりゃいいじゃん、っていう。

しっかりとお手本通りにできるようになってから、
発表したいという人もいていいし、
発表をしながら上達していきたいという人もいていい。

自分に合う学習方法を見つけるって大事。
長く続けて行くんだから。

あの人が言ってるからそうしなきゃとか、
あの人が言うんだから間違いないとか、
みんながやってるから自分もしなきゃとか、
もちろん、それは試した方がいい。
自分に合ってる可能性もあるから。
そして、みんなが効果あるって言ってるものは、
それは一理あるわけだろうから。
教えてくれる人のそれは本当にありがたいし。
感謝をしながら参考に一つ一つさせてもらえばいい。
けど、最も大事なのは、
自分の性格や環境、その時点での英語力、
それらを参照しながら、
何が自分に合っているかを時々で点検すること。
そんな風に思う。

本|WHY BLOCKCHAIN なぜ、ブロックチェーンなのか?

£1 = ¥159.88

おかえり!150円台!
まぁまぁ、落ち着いて。
少しお茶でも飲んでって。

 

 

んーー、、、、よくわからない本だった。

感想は、ブロックチェーン技術は、
何かで使えたりするんだろうけれど、
社会の根本、思想を変えるほどのインフラになるイメージはわかないな・・・
って感じ。

読後の印象に残っている、
へーーー!!!ってことは、
中田敦彦さんのYoutubeで紹介されていること。

 

 

ブロックチェーン

この4つの既存技術を組み合わせたネットワーク技術。

思想は、中央集権型からの脱却。
P2P技術を用いて、自立分散型のネットワーク構築。

それを成立させるために、
他の3つの技術を用いて、
セキュリティや秩序を担保する。

それがブロックチェーンの実態(という理解)。

前半4分の1までは、
これまでの通信・ネットワーク技術が、
どのように変わって、
それによって社会がどう変わったか。
B to B から C to C に変わりつつあるとかね。

残りの前半は、
ビットコインの説明。
ブロックチェーンの説明というより、
ビットコインの説明、
とも言えるし、
ビットコインの例を通じて、
結果ブロックチェーンのことも知れる、
みたいな仕組みになってる。

そして、後半から、
タイトルにある
なぜ、ブロックチェーンなの?
が始まるんだけど・・・

僕の感想は、
ブロックチェーンは可能性のある技術だけど、
世界を覆すものにはならんな、、、
って印象。
印象ね。

あーー、著者はこれを説明したくって書いたんだなぁ、
って箇所。

ブロックチェーンはどうして、本格的な普及のステージに進んでいないのか。私は日々、IT業界だけでなくいろいろな産業の方々とお話をさせてもらっていますが、その中で、ブロックチェーンに関してみなさんが感じている壁があるように思います。それは、「なぜ今ブロックチェーンを導入する必要があるのか」「なぜ既存技術ではダメでブロックチェーンならいいのか」という疑問です。すなわち、「Whyブロックチェーン?」という問いにうまく答えられていない、ということです。

引用:WHY BLOCKCHAIN なぜ、ブロックチェーンなのか? 131p

で、それにそって著者は説明していく。

著者は、ブロックチェーンに大きな可能性があると思ってると思う。
僕も、可能性はあると思う。

けど、社会情勢をみたときに、現実的じゃない。
著者もそう言ってるし、僕もそう思う。

法律は超えられない、既得権益が強い、一件のデータが大きい場合、特定データを検索して取り出したい場合、管理対象が個体管理に向かない場合は、ブロックチェーンには向かない。

もう、この時点で、ん?っていう。

GAFAが牛耳る中央集権が、
ブロックチェーンの分散型で崩れ、
彼らの専制時代は終わる!
個人の力が勝つ!
民主的な世界を!

なんてならん。
革命が起きない限り。

国民を管理することで成立させている国、
それがなくなるって?

情報はいまや資産。
それを強大な力を持った組織が手放す?
情報取得競争から降りて、
「うち、分散型でいきますわー!」
なんて企業現れる?

ブロックチェーンが向かない場合に対して、
それはブロックチェーンではなく、
他の既存技術を用いて、、、、
って、その既存技術自体、管理されてたら、
その時点で分散型じゃなくなります?

だから、結局、著者も書いている通り、

それぞれをクローズアップしてみると、突き詰めていえばやはり中央集権のコミュニティです。上の図のような絶対的な中心はないものの、それぞれが小さくとも集まりを成していますから、ある意味で集権的な要素は残ります。ですからいきなり「中央集権型から分散型」と変化するというよりも、「中央集権型から非中央集権型」になるイメージです。すべてが完全に分散するのではなく、中央集権のコミュニティがたくさんできて、それがつながる。真ん中の図はそれを表現しています。

引用:WHY BLOCKCHAIN なぜ、ブロックチェーンなのか? 175p

私の考えでは、分散型というのは飛躍しすぎていて未来の話に属します。まったく集約地点のない、完全な分散状態というのはそうそう実現するものではありません。この世界観を追い求めると投資がかさみすぎる。現実的な意味でブロックチェーンを活用したいのであれば、この真ん中の、DAOの発送に立っていただくのが一番です。

引用:WHY BLOCKCHAIN なぜ、ブロックチェーンなのか? 176p

膨大なデータを原則的に1カ所に集約するAIは中央集権的で、まさに中央集権にできている今の世の中には取り入れやすい。誰か偉い人や大きな組織に権力と責任が集中していて、そこに情報も集まるのが今の社会です。AIとは親和性が高いと思いませんか。

その反面、非・中央集権的な特性を持つブロックチェーンはというと、情報を分散させるとか、管理者がいないとか、責任も分散するとか、馴染みのない説明になる。頭の体操として面白がる人はいても、今の社会で導入を組織決定できるような企業・団体は残念ながらそう簡単には見つかりません。

引用:WHY BLOCKCHAIN なぜ、ブロックチェーンなのか? 181p

当分の間、既存技術によるシステムも、ブロックチェーンも世の中に並存していく。ただ、ブロックチェーンのような考え方が、既存技術で対応しきれなかった課題を解決していく形で、じわじわと広がっていくことが予想される。変化はゆっくりと、しかし必然的にやってくるものだと思います。ブロックチェーンは私たちの社会を、組織を、少しずつ変えていくことになるでしょう。

引用:WHY BLOCKCHAIN なぜ、ブロックチェーンなのか? 167p

ていう話なんだなぁ、、と理解。
だから、GAFAを倒してどうのこうのじゃない。

「じゃぁ、どんな形になっていくか?具体的には?」
って話について、
著者が言ってるのは、
本の中でも少し紹介されてる、
要はWinnyみたいな感じなんだろうなーって。

薬局のネットワーク構築とか、
なるほどー!

ってなったよね。

でも、その他、具体的なものは乗ってない。

こんなことにも活用できる、
みたいに書いてたけれど、
「んーーー、それ、開発費かけて、
わざわざブロックチェーンかする?
既存技術の応用で実現しちゃうくない?」
とか
「え、それ、実現の意味?」
って。

分散型は非現実的だから、非・中央集権型、
っていって、
LINEなんかがそんな感じ、
っていってるけど、
「んーーー、LINEて中央集権型じゃないん?」
「てか、ブロックチェーン使ってなくても、
非・中央集権型を実現できちゃうなら、
既存の技術でできちゃうってこと?」
とか、疑問。

裏の仕組みがどうなっているか知らないけど、
Suicaってすごいよね。
SuicaってJR東日本でしょ?
そこにチャージしたら、
北海道のコンビニでも、バスでも、
京急でも、東急でも使えてさ、
これって、そういうことじゃないの?
薬局の薬の在庫余ったののやりとりと、
どう違うのかな。
中央で管理している人(JR東日本)が、
きっと儲けてんだろーなーとは思うけど、
その違いだけかな?
でも、富の一極集中は許さん!
だから、分散型だ!
って話でもないんだよね?
だって、それは非現実的だっていっているんだから。
ん??え??

みたいになって、ちょっと、わかってない・・・

トークンエコノミーの話もそう。
トークンを集めるメリットは?
結局、それが貨幣価値につながらないと、
人は集める?
今のポイント社会みたいに
100ポイント=100円
じゃなくても、
100ポイント=お菓子プレゼント
でもいいんだけど、
なんか、そんな風に、
直接であろうが、関節であろうが、
貨幣価値に換算できる形じゃないと
流行んないんじゃ?
で、それって、
既存のシステムでつくれたり?

たとえば、スマホで人びとに広告を見せたい企業と、広告を見てくれる人々がコミュニティを形成することも十分にあり得ます。広告を見せたい構成員が、広告を見てくれた構成員に対してお礼のトークンを贈る、といったケースです。単に広告を見ることが、同じコミュニティの別の構成員にとっては謝礼の対象になるわけです。

引用:WHY BLOCKCHAIN なぜ、ブロックチェーンなのか? 192p

ブロックチェーンというのは誰もが見ることができて、合意形成をする仕組みです。たとえば私の住む地域に50人の住人がいたとして、避難指示が来たときに何らかの手段で「わかりました逃げます」などのボタンを押すとする。そうすると押した人通してない人が住民には全員わかる。となれば、お隣のおばあちゃんがボタン押してない、とみんなが気付くわけです。ドアを叩きにいくことができます。全員に知らせて全員が避難できます。このような、SDGs的な社会をブロックチェーンはつくることができるのです。

引用:WHY BLOCKCHAIN なぜ、ブロックチェーンなのか? 195p

んーーー、自分の理解力のなさに申し訳ない気もするのですが、
この本のタイトル、
なぜ、ブロックチェーンなのか?
が理解できないまま終わってしまった・・・

本|FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

£1 = ¥165.71

 

2019年の本。

100万部突破。すごいなぁ。
でも、そのくらい売れるのもうなづける。

世の中ってどこから見るか、
どの部分を見るか、
どこと比較するかで、
見えてくる景色って変わる。
っていう話。

本の読み方って色々あるから、
この本の読み方を副題にあるような
「10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」
とは違う読み方をする人もいるかも。

世界は悪くない、
と著者が訴えている捉え方をすると、
「んなことない。この著者はものを知らない」
みたいに言いたくなる人もいるんだろうけれど、
たぶん、この本の読み方は、
「思い込み」「正しく世界を見る習慣」
をつける方法を紹介してくれてるんだと思うんだよな。

いや、もちろん、どんな読み方でもいいんだけど。

「本能」って単語を使っているけれど、
思考というか、心理というか、バイアスというか。
そういうのが、働くことで、
人って物事を正しく見れなくなるよね。

ってそんな話。

その中に、著者のデータを用いた分析、
世界情勢、状況の説明があって、
まぁ、それも面白い。へぇ〜とも思う。
でも、それこそ、それを鵜呑みにしてたら、
以下のどれかの「本能」が働いている、
のかもしれない。

著者、ハンス・ロスリングさんは、
下記10個の「本能」によって、
人間は思い込みが生じてるって紹介してくれてる。

  • 分断本能 「世界は分断されている」という思い込み59
  • ネガティブ本能 「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み 94p
  • 直線本能 「世界の人口はひたすら増え続ける」という思い込み 127p
  • 恐怖本能 危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込み 159p
  • 過大視本能 「目の前の数字がいちばん重要だ」という思い込み 185p
  • パターン化本能 「ひとつの例が全てに当てはまる」という思い込み 213p
  • 宿命本能「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み 236p
  • 純化本能 「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み 259p
  • 犯人探し本能 「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み 282p
  • 焦り本能 「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み 307p

ちなみに、各本能のあとのページ数は、
その本能への対処のまとめページ
まぁ、ここだけ読んでもわからんけど。

そして、全部読んだ人は、325pだけ読めば、
全体を思い出せる仕組み。

自身の身近な経験例、
同じ原理で社会もそうみている人が多いという例、
それらがふんだんに。
ちょっとくどくどしいから、
そこは斜め読みだったけど、
いや、そうね、っていうこと満載。
会社の中でも、プライベートでも、
そういうことたくさんある。

データって、信用ならないときがある。
結論ありきで数値を出すとかさ。
都合の良い部分を切り取ったりとかさ。
だから、自分も含めた
当事者の感覚や経験を大事にしてきたけど、
大学院を目指すにあたって、
やっぱり、でも、データは大事だと思った。

問題は、それを見抜く力。
それを読み取るだけの量のデータ。
質か量か、じゃなく、
両方って話、よくするけれど、
ほんとそうだよね、って、
普段の会話を思い出しながら、
改めて読んだ。

著者の具体例は、くどくてつかれるけど、
社会情勢を、
身近な経験例とデータの読み取り、
この療法を組み合わせてみていくやり方としては、
その思考過程を垣間見るのには良いと思う。

ハンス・ロスリングさん、
TEDでなんども講演されてて、
動画も面白い。

 

 

 

まぁ、ツッコミどころもいっぱいある。
批判したくなる気持ちもわからんでもない。

けど、僕に取って大事なのは、

そういう見方ね!大事よね!

っていう感想。

IELTS 2DAYS in TOKYO の結果、おそるべし、IELTS。

さてさてさて、
首を長くしてまったIELTSの結果。

受験直後の感想は、こちら。

tt125.hatenablog.com

今回でIELTS 受験歴3回目と4回目。

これまでの戦績はこんな感じ。

2021.01.16
Overall     6.0
Listening 6.5 
Reading   6.5
Writing     5.0
Speaking 5.0

2021.04.10
Overall     6.0
Listening 6.5 
Reading   6.5
Writing     5.5
Speaking 6.0

前回も書いたけど、
この最後の受験日から、
73176分 = 1219.6間。
1日平均3.28時間。
を経ての成績。

ででん!

2022.04.16

2022.04.17

は?

セクションごとに数値を並べてみる?

Overall        6.0   →   6.0   →   6.5   →   6.5
Listening    6.5   →   6.5   →   6.5   →   6.5
Reading      6.5   →   6.5   →   7.5   →   6.5
Writing        5.0   →   5.5   →   6.0   →   6.0
Speaking    5.0   →   6.0   →   5.5   →   6.0

い、、、
い、、、、、
いちねんやってこれかーーーーー!

おそるべし、IELTS。
おそるべし、英語学習。

素地のある人、
脳みそ違う人、
うらやましーと思ったり、
自分はばかかー、
才能ないのかー、
とか思いますが、
でも、やめません。
これからも続けていくぞ。

もう、趣味だ、趣味。

「えーと、ご趣味は・・・?」
「IELTSです・・・」
て感じ。

ちょっと考えてみる。

Listening 6.5→6.5→6.5→6.5

How to improve:
Continue to develop your vocabulary by reading widely. Listen to as much English as you can so that your understanding becomes more automatic. Listen to longer recordings such as interviews and films, with and without English subtitles, pausing and repeating the recording when necessary. Note the words you didn’t understand immediately, so you can review them. Try to understand those times when the speakers don’t directly say what they mean. What are the clues you use to understand these in your own language? Use the same strategy to understand them in English.

試験結果ページに書かれていたアドバイス
やーーー、ボキャブなあ。
確かに、聞き取れなくて、
意味わからないのって、
単語、Phrasal Verb、英語独特の言い回し、
だったりするんだよなぁ。

この間、Listening の勉強、
これだけやってて、
変わらなかったのは、ボキャのせい?
それとも勉強方法が間違ってるのかなぁ・・・

Reading 6.5→6.5→7.5→6.5

基本、6.5の実力ってことだな。
6.5ということは、40問中27 – 29問正解。
うーん、逆に、ここまで狭い範囲で
3回もあてられるのもすごいな。

感想の記事で

リスニングやリーディングは、
前回、自信を持って答えられた答って、
1割もなくて、
4割神頼み、
5割「じゃないかなぁ、、、」
だったのが、
4割「これ、間違いない」
3割「じゃないかなぁ」
3割「神頼み」
に変化してる。

って書いたけど、
返り読みしないで、
内容が頭に入ってくることも増えたし、
完全に理解できなくても、
イメージできるようにもなってるしな。

精読と多読を繰り返しながら、
引き続き頑張ってみよう。

Writing     5.0→5.5→6.0→6.0

今回は2回とも
ライティング時間内にかけたのは、
この1年での成長かなー。

そして、2日連続で
6.0とれたということは、
一定、安定してその力ってことかな。

ただ、今回、TASKが比較的簡単だった気もする。
今まで練習したものに似たようなトピックがあって、
だから、アイデア出しも比較的短い時間で済んだ。
その効果も大きいだろうなぁ。
引き続き、トレーニング重ねる。

Speaking 5.0→6.0→5.5→6.0

これはなぁ、、、どうみたらいいんだろ。

5.5の3回目のほうが、
自分的には話せてたきがするんだけどな。

PlusOnePoint さんにこんな記事。

ielts.jp

スピーキングは主観が強いから、
上がることも他に比べて多いとある。

うーむ、、、、

ま、そこは悩むとして。

ちなみに、British Council の
リマークについてのページは下記。

www.britishcouncil.org.br

ただ、今回は、
感想の記事にも書いた通り、
それまで、ずっとスクリプトを作ってて、
そのスクリプトも完成に至らず、
1週間前になって
「やべ、全然練習してない」
ってなってから、
できてる範囲のスクリプト
見始めた感じだしな。

DMMもロンドンから帰国後、
3月15日から一度もやってないし。
(そんなんじゃ、だめだ・・・)

だから、成長が見られなくて当たり前、
といえば、当たり前。

ただ、実感としては、
1年前、2回目の6.0もらたとき、
「え?」てなったの覚えてて、
自分的には、そんなに話せてなかったのに、
って感じだった。

だから、2回目が
実際より良くつけてくれただけで、
実力は5.0から、良くて5.5だったのかも。

あのときに比べて、
英語で話すのも多少はスムーズになってるから、
今が、5.5から、良くて6.0って感じなのかな。

って、気がする。

語学学校で多く話す機会があったり、
この間の英語学習の蓄積で底上げられてて、
スピーキングにも反映されてる感じ、
な気がする。

いずれにしても、
スクリプト作りだけに専念せず、
DMM英会話、スクリプト読み上げ、
もきちんとやろー。

Overall     6.0→6.0→6.5→6.5

とはいえ、何はともあれ、
OA、連続して6.5。

基本実力は、6.5あるって
いいきっちゃってもいいのかもしらん。

けど、正確には、
6.37と6.25の繰り上げ6.5だから、
もう少し6.5に近づけたい、
6.70とかで繰り下げ6.5が安定的になったら、
基本実力が6.5あります、
って胸張って言えるな。

まずは、そこを目標に。

でも、

1回目が5.75の繰り上げ6.0。
2回目が6.12の繰り下げ6.0。

だったわけだから、
少しずつ伸びてる。

1年間で、たったこれだけ、、、、
あれだけの時間と苦労をかけてこれだけ、、、、

と考えたら、とても虚しくもなるし、
いろいろネガティブに考えちゃうけど、
伸びてることに着目して、
これからも頑張っていこう。

本|2030年ジャック・アタリの未来予測―不確実な世の中をサバイブせよ!

 

 

2017年の本。

前半は、過去から今までの世界がどれだけ進歩したかってデータ。そのよくなる過程で、どれだけ悪いことがあったかってデータも。中盤は、そんなふうに世の中良くなったけど、今、こんな悪いデータがある。だから、安穏としちゃいられない!悪は迫ってきている!!みたいな。

そして、彼の未来予測がずらずらと。でも、ちょっとよくわかんなかったなぁ。

いや、すごいなーと思うけどね。こんだけのデータ集めて、それに照らして自分の考えを書くのはすごい。けど、なんか、コメンテーターの人の話を聞いてるみたいな感じ。

ちなみに、こんな記述があって、タイムリー!ってなった。

ロシアはクリミア(クリミアは電力供給をウクライナに依存している)とウクライナ東部の独立派の拠点地域を結ぶ細長い一帯を、またしても占領するだろう。アメリカとヨーロッパは、ロシアのこうした侵略を思いとどまらせるためにウクライナへの支援を強化する。ウクライナに武器を供与し、北大西洋条約機構NATO)にウクライナを加盟させることを検討する。アメリカとヨーロッパのこうした動きを開戦事由と解釈するロシア政府は、アメリカに向けて先制攻撃を仕掛ける。

引用:2030年ジャック・アタリの未来予測―不確実な世の中をサバイブせよ! 168p

後半のNATOウクライナを加盟させる、あたりからは今の所、西側諸国は避けてるけど、どうなるかなぁ。

なんだか、現実味があるもの、そりゃそうなるわなってもの、えー?そんなふうになるー??ってもの、いろいろあったから、結構流し読みしちゃったけど、2030年になって振り返ったら、アタリさんすごい!ってなってるのかも。

本|AI vs. 教科書が読めない子どもたち

 

2018年の本。

この章で詳しくご説明してきたように、AIはいくらそれが複雑になって、現状より遥かに優れたディープラーニングによるソフトウェアが搭載されても、所詮、コンピューターに過ぎません。コンピューターは計算機ですから、できることは計算だけです。計算するということは、認識や事象を数式に置き換えるということです。

つまり、「真の意味でのAI」が人間と同等の知能を得るには、私たちの脳が、意識無意識を問わず認識していることをすべて計算可能な数式に置き換えることができる、ということを意味します。しかし、今のところ、数学で数式に置き換えることができるのは、論理的に言えること、統計的に言えること、確率的に言えることの3つだけです。そして、私たちの認識を、すべて論理、統計、確率に還元することはできません。

引用:AI vs. 教科書が読めない子どもたち 164p

AI技術の発展で仕事がなくなる。

シンギュラリティは近い。

世間に溢れる言説。

確かに、AI技術の発展でなくなる仕事はある。ホワイトカラーを中心に。けど、シンギュラリティは来ない。

けど、今ある仕事の多くが、AI技術でまかなえるようになる。

そのときに備えて、人はどうしておくべきか。

が、著者の観点から書かれてた本。

前半のシンギュラリティは来ない、の理由に、著者がプロジェクトで行なった実験、研究の数々が紹介されてた。そういう理由なのねー、なるほどー、と理解。世界はどこでなにが生まれるかわからないけど、現状が前提だとそういうことね、っていう。AI技術がどう作られて行っているのか、知りたい人には面白い。

AIが音楽を作ったとか、綺麗な絵画を描いた、とかそんな話もあるけれど、そこに対する著者の見方も「ふーむ、なるほどー」と一理ありな感覚。

もう少し詳しく説明すると、AIの弱点は、万個教えられてようやく一を学ぶこと、応用が利かないこと、柔軟性がないこと、決められた(限定された)フレーム(枠組み)の中でしか計算処理ができないことなどです。繰り返し述べてきたとおり、AIには「意味がわからない」ということです。ですから、その反対の、一を聞いて十を知る能力や応用力、柔軟性、フレームに囚われない発想力などを備えていれば、AI恐るるに足らず、ということになります。

では、現代社会に生きる私たちの多くは、AIには肩代わりできない種類の仕事を不足なくうまくやっていけるだけの読解力や常識、あるいは柔軟性や発想力を十分に備えているでしょうか。

引用:AI vs. 教科書が読めない子どもたち 171p-172p

簡単に言えば、備えられてないんだよなぁー、ってこと。そして、その鍵となるのは「読解力」だとのこと。一般論で語ってるのではなく、全国25000人の基礎読解力を調査。どんな問題なのか、それにどの程度できてできないのかが詳しく書かれてる。もちろん「読解力」が何を指すかもわかりやすいように書かれてる。

面白かった箇所2つ。

「偏差値の高い高校に入ると基礎読解力が上がる」か「基礎読解力が高いと偏差値の高い高校に入れる」のどちらかです。前者はあり得ません。

引用:AI vs. 教科書が読めない子どもたち 219p

その事実を確認した私は、「御三家」と呼ばれるような超有名私立中高一貫校の教育方針は、教育改革をする上でなんの参考にもならないという結論に達しました。理由がわかりますか?そのような学校では、12歳の段階で、公立神学校の高校3年生程度の読解能力値がある生徒を入試でふるいにかけています。

引用:AI vs. 教科書が読めない子どもたち 221p

薄々そう思ってたけど、こうやって調査研究の結果出てくると、だよねーって思う。

つまり、教えてもらうだけではなくて、自分でテーマを決めたり自分で調べたりして学習したり、グループで話し合ったり議論したり、ボランティアや職業体験に参加したりというのがアクティブ・ラーニングだということです。

なんだかとても魅力的に聞こえます。でも、ちょっと待ってください。教科書に書いてあることができない学生が、どのようにすれば自ら調べることができるのでしょうか。自分の考えを論理的に説明したり、相手の意見を正確に理解したり、推論したりできない学生が、どうすれば友人と議論することができるのでしょうか。「推論」や「イメージ同定」などの高度な読解力の問題の正答率が少なくとも7割ぐらい超えないと、アクティブ・ラーニングは無理だろうと私は考えています。

引用:AI vs. 教科書が読めない子どもたち 235p

ごもっともなんだよなぁ。なんでもベースにあるものがしっかりしていないと、ですよね。アクティブ・ラーニング自体は良くも悪くもないし、旧来の知識伝達型の一方的な授業ではつけられない力を人につけさせることができるというのはその通りだけど、著者の指摘するそういうことを考えずに「アクティブラーニングだー!」って時代の流れに乗ってるだけじゃね。

IELTS in TOKYO 2DAYS TOUR を終えての感想。

£1 = ¥165.12

下がらんなぁー。

 

IELTS in TOKYO 2DAYS TOUR
が終わった。疲れた・・・

2DAYS、2日連続受験。
んなこと、するもんじゃない。

今回は、IELTS でも、
UKVI というタイプ。

tt125.hatenablog.com

なんや、よう仕組みがわかってないけど、
VISA取得用にセキュリティー度合いを高め、
値段も高めてるやつ。
試験内容やなんかは、Academic と一緒。

日本では東京と大阪でしかやってない。

今回は、イギリス大学院から
オファーいただけたときに、
UKVIのスコアを持ってないといけない
っていうんで、受けにきた。

IELTS は今まで2回受けた。

2021年1月と4月。

約1年ぶり。

今回、2日連続で受けたのは、
初めてコンピューターベースで受けるから。

ライティング、能力足りないのと
ペーパーだと書くのが遅くて、
時間内に書くのは今の僕には不可能。
能力不足は時間をかけてつけるしかないけど、
書くことでの時間の浪費は、
パソコン入力にすれば改善できる、
っていうので、コンピュータで受験することに。

結果も早く出るしね。

パソコン入力だったら、
コピペも、書き直しも、追加挿入も
めっちゃ簡単にできるし、
打つのも遅くない方だからこっちのがいい。

なんとか、ギリ、たまに時間内に
必要語数を満たして
書き終えることができることもある。

けど、コンピュータの場合、
リーディングは、ときにくい。

という話を聞いた。

確かに、IELTS PROGRESS CHECK のとき、
画面上でリーディング解くのは大変だった。

なので、1回受けて、
スコアを満たせずに、
北海道から再び東京に受験に来るのも、
大変だし、費用もかかるし、
っていうので、2回連続。

けどね、2日連続なんてするもんじゃない。
本当に疲れた。
まぁ、必要だったからよかったけど。

さておき、
前回から1年おいての受験。
試験結果は、3〜5日後に出るけど、
その前に終えた直後の感想。

前回2021年4月10日受験から、
73176分の学習時間。
1219.6時間。
1日平均3.28時間。

東京の家を引き払ったり、
実家に戻ったり、
ロンドンに引っ越して
ホームステイ始まったり、
アパートに引っ越したり、
そして実家に戻ったり、
環境が変わるたびに学習時間が少なくなったり、
まぁ、もう少し努力できたかもな、、、
と思いつつ、
土日祝祭日関係なくの1日平均で、
やったと考えたら、まあまあなのかな。

僕的には最大限でやってきたと思う。

この最大限でやったというのが、
結局、覚悟に繋がっていて、
決して、出来が良かったとか、
手応えがあった!とか、
そんなんじゃないけど、
満足している今に繋がっている。

2日とも同じ感じだったけど、

リスニングは、
3~4問くらいワープしてたのがあった。
「あれ?この問題、過ぎてる・・・」
ってやつ。
それ以外は一応答えたけど、
そのうち3分の1は、
「わからんけど、これにしとこ!」
って感じ。

リーディングは、
パッセージ丸ごと一つが、
ぜーーーんぜんわからなくて、
そのパッセージの答えは、
神様に頼んでおいた感じ。
6〜8問くらい。
それ以外は、
リスニングと一緒で3分の1は、
「わからんけど、これ?」
で解答。

スピーキングは、
パート1は60%のでき。
パート2は1分は超えてたと思うけど、
2回とも2分行かないで話し終えちゃったし、
2日目なんてめっちゃ話が短くなっちゃって、
全身から汗が吹き出した。
パート3は、、、だめだなぁ。
パート1との違いがないくらい。
一応「こう思う、なぜならこうだから」
を意識はしてたけど、
40%くらいしか表現できてない感じ。

ライティングは、
2回ともワード数クリアできた。
内容はともかくだけど。

試験を予約したのが、
4月10日で、試験6日前。
予約した後に、
ライティングTASK1を
1月4日以降一回も手をつけてないことに気づき、
また、スピーキングも、
スクリプト作りに専念(しかも途中)してて、
読込みや諳んじてなかったことに気づき、
焦って、この1週間それだけをやってたり。

そんな「んー・・・」な点もあるけど、
まぁ、精一杯やったしな。

今回は、大学院からオファーもらえたとき、
Pre-sessional コースの要件である、
6.0を取ることが目的だったわけだけど、
これで6.0いってもいかなくても、
まぁ、満足、って感じなくらい、
やれるだけやったって感じがしてる。

実際は、成績がそれを表してくれるけれど、
この約1年を経て、
再び IELTS を受けてみて、
1年前とどう違うかの感想を書けば、

リスニングやリーディングは、
前回、自信を持って答えられた答って、
1割もなくて、
4割神頼み、
5割「じゃないかなぁ、、、」
だったのが、
4割「これ、間違いない」
3割「じゃないかなぁ」
3割「神頼み」
に変化してる。

スピーキングも、
ラスト1週間でスクリプトを見返したけど、
フレーズが浮かびやすいし、
言う内容が思い浮かべば、
あるいは、スクリプトで一度確認したら、
自然と英語の表現がでてくることも、
以前より多くなってる。

ライティングに至っては、
内容はともかく、
時間内に語数を満たしてかけるようになった。
もちろん、コンピューターで受験したから、
ペーパーよりスピード増し増しで答えられる、
っていうのもあるけれど。
でも、明らかに、問いのポイントを
割と短時間で掴めるようになってきてる。

1年かけてこの程度か・・・
したいことも色々我慢したり、
仕事もしないで勉強だけしてて、
これだけか・・・
とも思う。

けど、まぁ、これが英語学習の現実だな。

2020年8月から本格的に英語学習始めて、
今日で2651時間。

通訳翻訳者のエバンス愛さんの記事。

dokugakuenglish.com

f:id:TT125:20220418015916p:plain

引用:1日に何時間勉強すれば英語が上達しますか?に対する通訳翻訳者の答え

まぁ、いってみたら、
今の僕はこのあたりなので、
実感としてそうだなぁ、って感じ。

これだけやっても、そうかぁ。

その先を見ると、
5000時間で
「英語の会議(授業)を理解し、
英語でディスカッションできるレベル」
だって。

英語学習を始めて1年半だけど、
これをもう一度繰り返して、
やっとそのレベルか・・・

先は長い。

けど、ここまできたから、
いけるところまでいってみようと思う。

これから、
(まだ、オファーはいただけてないけど)
大学院に向けて、
読書もしたりと、
別の要素も加わってくるので、
今までみたいにはいかないだろうけれど、
継続して、IELTS の学習も続けていくし、
他の教材も使って英語学習は、
続けていく。

10年学習を続けたらどうなってるかな。

きっと、8年半後の自分は、
その努力を喜んでくれてるんじゃないかな。

ここまで支えてくれた全ての人に感謝。
そして、一番近くで、
いつも「だめだーだめだー」と言ってる僕に、
「大丈夫!伸びてる!」と
僕と同じくらい僕を信じ、
支えてくれたSaya さんに感謝します。

ソニー銀行のソニーバンクウォレットかwiseか。答は両方。半年イギリスで暮らした感想。

£1 = ¥161.95

 

留学渡航が近づくにつれ、
現実味を帯びてくるのが、
あれ、お金、、、、
どやって生活すりゃいいの?

って漠然とした、
でも、重要な疑問。

現地銀行口座をもてない身分である
ビザなし状態で半年間渡英。
なんの支障もなく暮らすことができた報告。

ちなみに、お金の使い方は、
人それぞれなので、
いろんな人の情報を参考にするのが吉かと。
あくまで僕の場合の記録。

僕は、
ソニーバンクウォレットとwise
両方持って行った。

違いは?とか、使ってみてどうだった?

ってのは、後半に。

まず、イギリスでお金のやりとりが発生した場面。
おおまか以下のような感じ。

  • スーパーでのお買い物
  • 地下鉄
  • カフェやレストランでの支払

   → コンタクトレスカードでピッ

  • 携帯電話料金支払い 
  • ジムやコーヒサブスクの支払い

   → 口座から自動引落

  • カウンシルタックス支払い 
  • 出願費用の支払い

   → 口座から振込

そんなもん。

現金は必要か?

半年間、現金利用は一度だけ。

10人くらい、語学学校の仲間でご飯に行き、
代表の人が支払ってくれた翌日、
現金で渡したときのみ。

これだって、口座間送金で対応できるし、
レストランでスプリットできるから、
現金なくてもいける。

もちろん、何かあったときのために、
いくらかもってた方がいいけど。

必要だとしたら、小さな商店で、
カード使えないとかいうときがあるかも?
ってくらいかな。
我が家の近くで言えば、
中東系の八百屋がそうだったかも。

『コンタクトレスカードでピッ』ってなに?

日本でも最近、コンタクトレスのカードがみかけるけど、
このマークのついているやつ。

Suica みたいなもん。
カードを機械にかざせば、支払い終了。

wiseもソニーバンクウォレットもついてるので、
その点、どっちも変わりはない。

要はデビットカード
(クレカもコンタクトレスあるけど)

Suicaとの違いは、

  • Suica:チャージした金額から支払う
  • デビット:口座から引き落とす

イギリスはデビットの人、多い(らしい)。

日本は、
クレカのポイントポイントポイント社会で、
デビットが流行ってないし、
馴染みなくて不安かもしれない。

ちなみに、クレカのポイント集めが大好きで
イギリス往復分マイルをJALカードで貯めた僕も、
クレカはイギリスでは一度も使わなかった。

なぜか?

ポイントは溜まる。
けど、
為替レートの上乗せ分 + 手数料で割高になる
から。

話を戻して。

ということで、デビット、
使ったことがない僕も、
使えたし、すぐ慣れるし、
安心していいと思う。
慣れればわかりやすくていい。

アプリやパソコンで取引がすぐ確認できる。

クレカのように反映されるまで時間がかかって、
「他にも使った気がするけど、
まだ記載されたないなぁ、、」
みたいなこともない。
ソニーバンクウォレットでも、wiseでも、
すぐ反映されて、楽チンに使用履歴確認できる。

たまに、現金のみの小さな商店もあるけど、
このカードだけで生活は全く問題なかった。

ちなみに、さっき、
10人の飲み会で代表の人が払って、、、
って書いたけど、
イギリスでは、
お会計をスプリットできる。

レストランとかでお会計の際、
「割ってくれる?」
って頼めば、
合計金額を頭割りしてくれて、
それぞれコンタクトレスで支払いできる。
たぶん、そのときの代表の人は、
店員さんに10人分、
ピさせるのが申し訳なかったんじゃないかな。
レストラン混んでて忙しそうだったし。

てことで、日常のお会計は、
コンタクトレスデビットカードでピ。

口座から自動引落

  • 携帯料金
  • コーヒーサブスク
  • ジム代

あたり。
これは、契約時の引落口座の設定で、
口座を登録するだけ。

これも、ソニーバンクウォレットも wise も
変わんない。

口座から振込

  • カウンシルタックスの支払
  • 大学院出願費用の支払

くらいだった。

これもソニーバンクウォレットも wise も
どちらもできる。

ただ、これ、注意なのは、
振込というより、
「引落としてもらう場合は、
どちらもこれができる」
って言ったほうがいいのかな。

って気もする。

大学出願費用も、カウンシルタックスも、
パソコン画面で、
住所とか名前とか色々記入していったら、
後半、支払い画面が出てきて、
ここで、カード番号を入力。
そうすると、その口座からお金が引かれるわけで。

オンライン決済というべきか、
引落しというべきか、
振込と言うべきか、
ちょっと頭の悪い僕には決め切れないけど、
そういう形は、
ソニーバンクウォレットも wise もできる。

けど、本当の振込(なんだ、本当の振込って・・・汗)
つまり、パソコンやアプリで、
自分の口座アカウントにログインして、
相手の口座番号や名前を入力、
金額を指定して、
お金を送るってのは、
ソニーバンクウォレットはできない。
wise はできる。

日常使いにおいて、
これが、wise と ソニーバンクウォレットの、
一番大きな、そして感じた違い。

ということで、この辺から、
本題の、

じゃ、ソニーバンクウォレットとwise 何が違う?
どっちをもってく?

って話。

結論は、両方持ってくだけど・・・

僕が感じた違いは2点。

  • ソニーバンクウォレットは口座間送金ができない
  • wise は100万円分しか口座に入れておけない

ソニーバンクウォレットは口座間送金ができない

上でも書いた通り、
パソコンやアプリで、

自分の口座アカウントにログイン
→ 相手の口座番号や名前を入力
→ 金額を指定
→ お金を送る

ってのは、

wise はできる。
ソニーバンクウォレットはできない。

できない、っていうか、
正確に言えば、手数料取られる。
そして、国外に住んでるとできない。

moneykit.net

moneykit.net

moneykit.net

 

ソニー銀行は海外送金がおトク』
なんて文字を見ると、一見、
ソニー銀行口座から、
国内外の金融機関の口座に
振り込めるように見えるんだけど、

(仕向け送金)のページを見たら、

赤字で

国外にお住まいのかたはご利用いただけません。

って書いてるし。
てことは、イギリスに住んでてたら、
口座送金できないってことでしょう。

引用:ソニー銀行からの外貨送金(仕向け送金)|MONEYKit - ソニー銀行

(被仕向け送金)は受け取れますよー、
って話だし。

引用:ソニー銀行への外貨送金(被仕向け送金)|MONEYKit - ソニー銀行

しかも、たとえ、
仕向け送金を力技でやってみたとしても、
手数料が3,000円かかってくる。
手数料0円はあくまで被仕向け送金(受取り)だけ。

引用:外貨預金・外貨送金手数料|ソニー銀行(ネット銀行)

例えば、
僕は、生活費を管理するため
Saya さんのイギリスの銀行口座に、
毎月お金を送金している。

これをするには、
自分の口座アカウントにログインして
Saya さんの口座番号を入力して、
送金しなきゃいけない。

こういったことが、
ソニーバンクウォレットはできない。

この形と、

出願費用やカウンシルタックスのように、
入力画面を用意してくれてて、ぽち!

って仕組みとは違う。

ちなみに、口座間送金(振込)は、
僕の場合、生活費管理のためだけだったけど、

  • 飲み会で代表で払ってくれた人に支払うとき
  • 友達から物を譲ってもらって支払うとき
  • 要は、相手の口座を教えてもらって振込むとき

に使える。
めったにそういう場面はないかもだけど。
けど、いざというときに、
口座間送金、振込ができないっていうのは、
ちょっと痛い。
だから、wise 持っててよかったって思った。

ちなみにのちなみに、
イギリスは口座間送金無料で、
日本のように振込手数料発生しない。
だから、気軽に使える。

例えば、友達に£100支払うところ、
間違って£150支払っちゃって、
「えー、多いよー?£50戻しとくねー」
なんてことが気軽にできる。

wise は100万円分しか口座に預けられない

wise の口座を作り、
1ポンド150円きったとき、
喜び勇んで150万円分をポンドに替え、
そこから、語学学校の授業料とかを支払って、
100万円分ちょっと超えたくらいだったとき、
突然、wise から以下のようなメールが届いた。

f:id:TT125:20220409003946p:plain

なんか、法律で決まってるみたい。
そこで初めて知った。

ソニーバンクウォレットは
いわゆる外貨預金なので、
100万円以上分ポンドで保有してても
こんなことはないわけだけど、
wise はこんな感じ。

でも、特に生活を送っている上で、
全然支障なかった。

けれど、ポンドが安いときに、
100万円以上を一気に換金しておく
という技が使えない。

つまり、大学院の100万円を超える学費は、
基本的にここからの支払いは難しそう、かな。

いや、ただ、

日本の現地規制により、Wiseアカウントに100万円を超える金額を30日以上連続して保有することはできません。

ってあって、裏を返せば、
30日以内であれば100万円を超える金額を保有できるわけだから、
今日、300万円分ポンドに換金して、
すぐに大学に振込むということは可能なんだよね。

けど、そのときに問題になってくるのはレート。

安いときに、ポンドに替えておいて、
そのレートのポンドで支払うってことは、
この場合難しい。

ということで、僕の場合の感想

以上を踏まえて、僕がまた同じ状況で渡英するなら、
どうするか、、、っていうと、
ソニーバンクウォレットも wise も両方揃えてく。

理由は

  • 2枚持ってたら、1枚紛失したり何かあったときに安心。
  • それぞれ、メリット・デメリットある

だから。

口座間送金、振込ができないのはいたいから、
ソニーバンクウォレット一択という手はない。

wise の100万円しか入れておけないというのは、
底が尽きかけたら、必要に応じて
ポンドに変えればいいだけの話。

だから、どちらかだけ!って言われたら、
wiseにはする。

どちらも、口座を持ってて、
口座維持手数料が取られることもないし、
持ってて損はないので、
万が一のために、両方持っていくのがいいのかなー。