アート|絵画、彫刻、建築、写真、デザインなどに触れてみる

芸術。「実は世の中に存在する物全てを指してるんじゃなかろうか?」と思うくらい幅広いものを指す言葉だと思う。

人が感性を働かせ技をもって表現すれば、そこには芸術の要素が多少なりとも加わるわけで、僕なんかが撮る写真だって、駅に張り出されているポスターだってそれは芸術だよね。人に認めてもらえるかどうかは別として。

あらためてウィキってみたけど。おいおいおいおい、ほんと全てだなぁ・・・って思うほど。

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好みに偏りはすごくあるんだと思うけど、音楽も映画も小説も好きだし、特にここ数年、絵画や写真といった平面的な作品、彫刻や建築や庭園といった立体的な作品にも興味が向くようになった。輪郭と色彩が織りなす空気感にはまる。平面的なものにはその奥に潜むものを覗こうとしている自分がいるし、立体的なものには局所的に観た時に感じる平面的な作品に備わるそれに加えて角度を違えて観たときの曲線が生み出す美しさにみとれる時間に幸せを感じる。

幼少期から工作の類はあまり好きではなかった。でんぷん糊のベタベタ感触が嫌いだったし、手先も器用ではなく不格好なものしか作れなかったし。用意された時間の中で追いたくられるように作らなければならないプレッシャーも嫌だったし、周りがさささと取り組み始めている様子を見て焦るのも嫌だったし、出来上がった作品を比べられるのも嫌だった。学年にひとりふたりくらい「こいつ、すげーなぁ」と思わせてくれる作品を生み出す同級生が誰の周りにもいると思うけれど、そういう人以外の作品はどれも似たり寄ったりで、芸術に時間を割く意味もわからなかったし、あれは特別な魔法を使える人が織りなす技だと思ってた。

今も、自分で何かを作るのはきっと得意じゃないと思う。けど、好きだと思う。「自分で作るのも下手だし、解釈することもできないし・・・」みたいに思ってたけど、ふと思った。

「好きならそれでいいじゃん」

ということで、触れて心地よいもの、好きだなーと思うものにどんどん触れていきたいなーと思ってる。他のカテゴリに取り上げるものと一緒で、死ぬ間際になって「そういや、ピカソって・・・モネって・・・」みたいになるもの残念な気持ちになりそうだし。

そんなこんなでたまっていけばいいなーと思ってる。