コロナ禍のマインドセットで分かれる行動

新型コロナウイルス騒動に巻き込まれた2020年前半。

『禍』という文字が使われるくらい影響ある中で、どういうマインドで向き合い行動するか。

これによって人の行動は別れる。

それは、1年から場合によって数年という単位で、人生に影響を及ぼすのだろうな・・・

とふと思ったのでその記録。

結論をいうと、僕は永江一石さんのおかげで余計なロスを積まずに済んだと思ってます。

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永江さんのブログに出会うまでは「コロナやベー」って思ってた

この騒ぎ、2020年2月あたりに入って本格的に騒ぎ出したけれど、COVID-19という名称の通り、2019年12月8日、 武漢市で原因不明の最初の肺炎患者が報告されたことが発端。

早い段階から注意喚起してるのをみてて、こえーーーって思ってた。

というのも、2019年末、約3週間過ごしたニュージーランドで、経験したことのないひどい咳を伴う症状に苦しめられたのがあったから。

咳が一発出ると10秒20秒と止まらない。止まったと思っても、それが3秒ともたない。

咳の連続で身体中痛いし、眠れないし、本当に大変だった。もちろん、熱もあったし。

12月21日にバンコク経由でオークランド入りし、12月24日あたりから年末年始をピークに1月7日あたりまで続いた。

飛行機でもらったのかなって感じ。それがCOVID-19に関連しているとも思わないけれど、していないとも言い切れない。

風邪もインフルエンザもここ数年かかってなかったのに、ニュージーランド滞在時ってこのタイミングかよ!っていう。

春節時には武漢では大変な騒ぎになっていたのに、インバウンド需要を意識してか、それとも危機意識の低さからか、入国制限もせずに受け入れている状況を見て「あらら・・・やったな・・・」と思ってたら、まぁ、その時期から見事にひろがっていった。ちなみに、その時期に入国制限しなかったことと感染拡大の関連性は僕にはわからない。

で、緊急事態宣言だなんだ、と発表されている中で、ひとつの記事に出会った。

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瞬時に腑に落ちた。眼から鱗でもあった。この人すげーーとおもった。

「未知のウイルス→わからない→こわい→リスクはさけよう」に違和感を覚えた

と当時に気がついたらマインドセットが変わってる自分に気がついた。

未知のウイルス→わからない→こわい→リスクはさけよう

という世の中の動きに対して違和感を覚えてる自分がいた。

あ、、、、これあかんやつやん。単なる思考停止じゃん。

知りもしないで恐れてるのは、正しい恐れ方じゃない。

怖いなら知ろうとするべきだし、知った上で適切な策を練らなきゃいけない。

そう思った。

これは、、、永江さんのいうとおり

永江さんのデータと分析が信じるに値するものか、それはこの当時ではわからなかった。

けど「わからない→こわい→リスクはさけよう」と思考停止するのではなく、こうして科学的に分析しようとしてくれている人の様子を追っていきたいと思った。

僕は、注力することもなく「永江さん今日はどんなデータ集めてきてくれてるかな、どんな分析されているかな」と毎日のように楽しみ(不謹慎・・・)に拝見してるダメなやつなんだけど、でも、それをみていると日を追うごとに確信に変わっていった。

疑問符のつくところがなかったわけじゃないし、いやいや、、、まだそう言い切るには、、、、という疑念を残しつつ賛同できた。

出会ってなかったら、考え方も行動も変わってた

今振り返って思うのは、上記記事に出会ってそういう観点を持って進んでこなかったら「わからない→こわい→リスクはさけよう」に僕も安易に流れていた可能性はあるってこと。

そうすると、きっと、いろんな行動が変わっていた。それは、どういうマインドセットで状況を見るかによって、予測が変わるし、予測が変われば行動も変わるから。

上記記事に出会って、わけのわからない恐れがとれてから、自分は粛々と先に向けてのプランを練り行動をしようという姿勢を取れた。少し乱暴かもだけど、ある段階から「インフルエンザとかわらんやん」くらいに思ってから、日常はすぐに戻ってくる、経済活動もすぐに再開されるようになるっていう姿勢が取れた。

でも、これが「わからない→こわい→リスクはさけよう」という不安、そういうマインドセットで世の中を見ていたら、1ヶ月2ヶ月の行動の差を生んでいただろうし、あらゆる面で進む方向が変わってしまっていた気がする。

「わからない→こわい→リスクはさけよう」と思えば、とにかく用心をしてこの先の行動を考えようとするから、東京への引っ越しも中止していただろうし、不安に振り回されて冷静にプランをたてられたか、という問題。

ま、「わからない→こわい→リスクはさけよう」のまま進んでたら、、、というのは、たらればの話で意味はないけれど、こうして振り回されずに粛々と進められているのは事実。