帰国者が自宅に戻る前に濃厚接触者認定された感想

帰国者が自宅に戻る前に濃厚接触者認定された感想です。

 

あくまで僕の経験ですが、、、

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https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00342.html より

 

帰国者の方、上記で『待機なし』に該当する人は、その日のうちに自宅に戻った方がいいです。下記の通り、24時間以内であれば、公共交通機関で移動できるので。

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https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00342.html

 

そして、『自宅等で待機』の指示の出てる方で、その日のうちに自宅に戻らず、ホテルでの待機を検討している方は、濃厚接触者と認定されたときのことを覚悟しておいた方がよいかもしれません3日間待機のつもりが、7日間待機になります。

僕は、ロンドンから羽田に帰国し、待機なしの予定でした。そして、せっかくだからと数日滞在してるうちに、濃厚接触者となりました。濃厚接触者になり、ホテルの追加予約、ホテル間移動のハイヤー、チケット変更等、手間がかかり困惑中です。費用も全部自己負担。以下、詳細記します。

 

濃厚接触者の隔離期間はオミクロン株で7日目まで、それ以外だと14日目までです。

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<MY SOS アプリから来た濃厚接触者判明の通知>

 

帰着空港付近に数日滞在する予定のところ、予定している期間よりも隔離期間の方が長くなった場合、宿泊先の追加予約が必要になります。

隔離期間の全てを通じて、連泊できる宿泊先を探すのは大変です。そして、連泊できる宿泊先が見つからず、宿泊先間が徒歩圏外となれば移動するのにハイヤーを手配しないといけません。もちろん、レンタカーでも良いですが、免許を持っていない人、慣れないところでの運転を控えたい人も多いと思います。また、目的地に合わせてあらかじめ宿泊先を予約している場合で、その宿泊先間が徒歩圏外の場合も、ハイヤーを手配しなければならなくなります。

帰国者の送迎を受けてるハイヤー会社はネット検索すればでてきますが、濃厚接触者となると話は別です。帰国者送迎のハイヤーは、帰国時に陰性と証明された人を乗せてくれるわけで、濃厚接触者を乗せてくれるかどうかはわかりません。検疫所に問い合わせても自分で一件ずつ電話をかけて聞くように言われる始末でした。

そして、陽性者のウイルス株がオミクロンかどうかは、隔離期間、つまり宿泊先確保期間に関わる大きな要素ですが、その検体確認に要する日数は通常7日程度、検査数が多いと10日から2週間程度かかるそうです(検疫所業務管理室に確認済)。つまり、オミクロン株前提の自主隔離期間7日目が終わるか終わらないかくらいにならないとわからないわけで、もしオミクロン以外の株だった場合、そんなギリギリになってからホテル手配、ハイヤー手配をしなければなりません。

 

ちなみに、この間、下記への問い合わせをしました。

 

新型コロナウイルスに係る厚生労働省電話相談』は、ほとんど情報を持っていません。昨日から2回問い合わせでかけていますが(2回ともすぐつながりました)、全ての質問について「ここではわからない」とのことで、別の機関に電話するように指示されました(機関名と電話番号は教えてくれます)。

そのうちの一つ、『入国者健康確認センター』はなかなかつながりません。「少々お待ちください」というアナウンスが流れますが、5分ほど経つと「おかけ直しください」と電話が切れます。なんどもかけ直して、30分程度してやっとつながりましたが、(たまたまかもしれませんが)はっきりとした回答ができないからか、担当者の回答が曖昧で、質問とずれた回答が返ってきました。

質問内容は下記です。ちなみに、赤字は電話で詰めて確認し受けた回答趣旨です。

【ご相談・ご質問】

1.陽性者のウイルスの型がオミクロン株である場合は7日、それ以外の株である場合は14日間の自主隔離が必要という認識で間違い無いでしょうか。

→ 間違いない

 

2.3日目に検査して陰性だったら隔離解除等のルールはありませんか。

→ ない

 

3.これから24日まで複数の宿泊先を予約しております。

(1)居所変更はしてもよいでしょうか → よい

(2)その移動の際、公共交通機関を利用しても良いでしょうか → だめ

(3)もし、(2)で公共交通機関の利用が禁止であれば、おそらくハイヤー等の手段で移動しなければならないのだと思いますが、その際の費用は私の負担になるのでしょうか。 
→ 自己負担 

 

4.上記の通り3月19日に資格受験、20日以降に知人訪問等ありますが、

(1)オミクロン株の場合、22日が7日目に当たると思いますが、23日以降でなければ、上記行動はしてはならないという理解でよろしいでしょうか → その理解で良い

(2)資格受験ができず、受験料返金がない場合、26400円の損失が生まれます。これは私が負担することになるのでしょうか。 → 自己負担

 

5.「オミクロン株以外であった場合14日目まで待機継続」とありますが、3/29が14日目に当たると思いますが、この場合、下記費用の負担は、私が負担することになるのでしょうか。

(1)その間の宿泊料金 → 自己負担

(2)航空券のキャンセル費用(3/24実家移動を予定) → 自己負担

(3)取り直した航空券の差額 → 自己負担

(4)その間の食事代 → 自己負担

そして、その後に浮かんだハイヤーに関する質問、検体確認期間に関する質問を『新型コロナウイルスに係る厚生労働省電話相談』に改めて問い合わせました。すると『検疫所業務管理室』に電話するように指示されました。電話してみたところ、ハイヤー会社の紹介ページは以前厚労省のページで載せていたが今は掲載していないので、自分で検索して探すようにとのことでした。
「ネットを探したら帰国者送迎のハイヤー会社はたくさん出てくる」といわれましたが、「それは帰国者で陰性が証明されているから載せてくれるのであって、濃厚接触者になったら話が変わってきませんか?」と質問すると「それはハイヤー会社に聞いてください」とのことだし、検体確認期間も上記に書いた通り、通常7日程度、検査数が多いと10日から2週間程度かかるとの回答でした。「そこからじゃないと手配できないということですか?」と質問すると「詳しくは保健所に電話をかけて聞いてください」とのことでした。おそらく、上記以上応えは期待できないと思うし、疲れたので、保健所にはかけてません。

 

・・・ということでですね、僕はそこまで考えずに自分で選んだ選択なので、まーしゃーないかーーーって思いつつ、なったらなったでやはり大変なので、これから帰国する方で面倒は避けたいという方は、自宅直帰をおすすめします。行政の対応に不満も感じますが、まぁ、おそらくこれが限界でしょう。みなさん、一生懸命されているはずです。

このご時世だから、誰がいつコロナにかかっても仕方がないし、そこはお互い様と思いつつ、こういう風に困る事態も生じるので、帰国前はできる限りコロナに感染しないように安心安全確保のための対策をとりたいものです。